穂坂 茉浩>
(夕方4時半、平日の授業がすべて終わりチャイムが鳴ればいそいそと寮へと引き上げて行く者や教室に残ってだべっている者、はたまた部活に行く者など様々だが穂坂茉浩はだらだらと荷物をカバンに詰めた後、1人家庭科室へ向かうと部屋の隅に置かれている年季の入った冷蔵庫の扉を開いた。)人参、ジャガイモはあるけど玉ねぎはないし、ネギもあとちょっとか…あとはチーズと…うーん、あ、米ない!!(頭をぐるぐると回し今日の夜ご飯、明日の朝ご飯、明日の昼ご飯、三食の献立を立て始める。夜は玉ねぎを買ってきてカレー。朝はカレーの残りで昼は、、、玉ねぎが入った肉そぼろ丼でもつくってお弁当にすればばっちりだろう。よしそうと決まれば買い出しだ。お米は割と重いし学校内に力持ちが残ってくれてればいいななんて期待を胸に三年の教室を覗いてみれば…)あ!いた!(嬉しそうに彼女に向かって手を振れば買い物ついてきてくんね??なんて顔の前で手を合わせてお願いしてみる。) (5/10 22:29:26)
エレナ>
『貴様、私をたまにフォークリフトか何かだと思っているふしがないか?……まあいい、日頃の弁当の借りもある。付き合ってはやる。』こいつめ。と顔を顰めた。確かに、生活必需品の買い物は大変なのはわかる。そして、自分も彼から恩恵を受けている。だったら付き合うのくらいはスジ、というのはわかるワケだ。ただ、普通は男の子が女の子の買い物に付き合って、荷物を持つべきなんじゃないか?とは結構思う『だが、条件がある。私の愛車を久しぶりに転がしてやりたいから、隣町くらいまで付き合え。何、私に似てタフな単車(あいぼう)だ。荷物だって必要十分に積める。まさかとは思うが、歩いて持っていかせる気でいた訳でもないだろうな?』だってそれじゃあ、あんまりにも……私がお母さんみたいじゃないか。とかいう体裁上の話はひとまず。私のバイクは、アウトドアやキャンプに使うためにかなりカスタムしてある。ワルキューレルーン1520CC___ただでさえゴテゴテのアメリカンバイクに、サイドバックとキャンピングシートをくっつけているものだから、迫力は軍用車両のそれだ。見た目に反して加速力があり、乗っていて楽しい相棒でもある。だから、承諾した理由も走る機会にちょうど良かったから。たまに夜遅くなったりした時には女友達を送る機会や、出かけたりするにもよく使っているのでヘルメットは2個あるし、キーももちろん持っている。学校の駐輪場に……凄まじい違和感と一緒に駐車してあるが、あれに手をつけるようなやつはいないだろう。『で、話は変わるが貴様も、少しはカミサマと戦えるようになっただろうな。私が毎日そばに居てやれるわけじゃないんだぞ。』くるん、くるん、とキーを回しながら、学校を出るために歩き出しつつそんな話をした。彼が傷つくと……すごく嫌だ。変な意味は無いけど、家族が傷つくのと同じくらいに嫌なのだ。 (5/10 23:10:32)
穂坂 茉浩>
いやいや!そそ、そ、そんなこと思ってるわけ、ななな、ないよ?!ねぇ?うんうん!!……やりい!ありがと!!!すっげー助かる~~…!(ちょちょ、と手招きして教室の外に出てきてもらった彼女は相変わらずデカい。まじで。いや見慣れてるけど……可愛らしい顔をしかめて痛いところをついてくる彼女から目を逸らし冷や汗を若干かきながら形ばかりの否定の言葉を放り投げれば、つきあってやるという言葉に態度を一変。また嬉しそうにニコニコと笑みを浮かべて彼女の手を取ると感謝の言葉とともにブンブンと上下させる。確かに茉浩自身も性別的には逆の立場なんじゃないかと感じなくはない。でも!でもさ!お米は!重いんだよ!!)あ~~…なるほどね?…オーケーオーケー。隣町のスーパーまでいこう。いやね?まさか、うん。歩いていって徒歩で米持ってかえってこようだなんて思っていませんでしたよ俺も。ウン。(彼女が愛車と称するやつは多分、いや絶対学校の駐輪場で異彩を放っているアイツのことだろう。数回乗せてもらったことがあるがすげえスピード出るんだよな…怖ぇな…なんて荷物を運んでくれと頼んでいる立場の茉浩には言えるはずもなく一瞬口元を手で覆うが落ち着けと言うように片手を掲げ愛車で隣町のスーパーへ行くことを承諾する。)すげえ話変わったな…うーん、どうだろ、ナイフをちょっとだけ扱えるようになったからある程度自分の身は守れると思うけど…てか基本俺、在宅系癒やしキャラだからな…お前こそ探索から元気に帰ってきてよ?(自分が持っているシンプルな腕時計に刻まれている戦闘向きとはいえないディスコードは母方の血筋である術式血統のおかげですぐに理解できたしそもそも血筋を受け継いでいる事もあり探索に出るチャンスがあまりないので後方の温室でぬくぬくとしているだけらしい彼は腕を組み神妙な顔をしてそれっぽいことを返してみる。) (5/10 23:35:11)
エレナ>
『……本当に、貴様という奴は。』多分私の予想は邪推ではなくしっかり当たったんだな。と確信して、冷えた視線を送りながら道中で弁当箱を返す。何か腹いせにお菓子でも混ぜておこう。大量の買い出しに紛れたら、すぐには見つからないはずだろうから『……』『……』沈黙。納得から来たのではなく、どこから突っ込むか頭を整理するための時間だ。いわゆるタメ攻撃。ヘルメットを渡し、スカートを折りながら無言のままバイクに跨がれば、アクセルを捻り校門から出た。心地よい加速が風を切り、大型バイク特有の排気音が嘶き、馬上のような高さが視点を変えて視線を別世界に連れていく。いつも見なれた風景も、見方やその速さが違えば全然違うものになるのだ。運転の醍醐味である___と、いかにも楽しげなツーリングに集中している振りをしてからお説教だ。『私の心配はいい。ただ、貴様も誰か助けたいと思う人ができたら……その時に後悔するんだぞ。少なくとも、戦う想定は欠かすな。私たちは、ある意味ヒーローであるが故に、あの事件のような危険だって隣り合わせなんだからな。いつ行方不明や……言いたくはないが死ぬかもわからん。』思い出すのは、あの日だ。風の僅かな冷たさが、ぼんやりと肌寒くて、熱に魘されていた記憶をより鮮明にする。最初は、父母の帰りかと思った。しかし、その足音はいくら経っても私の部屋をめざしてこない。それどころか、行くあてもないように右往左往している。それが家族では無いのだと、多分子供特有の直感が気付かせた。窒息しそうなくらい息を殺し、布団から茹だる身体をずり下ろして、ベッドの下に潜り込む。窓を何度か見て、隣の家までいざとなれば走り込む想定をして。意外と、考えは纏まった。要するにそのままやり過ごす。けれどそうはいかなくなったのは、来訪者が居たからだ。なんで、なんでよりによってこんな日に、ノートなんて持ってきたのか____悲鳴がする、痛みが伝わってくる。ざしゅぅ、とぬめる様な音。液体のりを詰めた風船を引き裂いたら、こんな気味の悪い音色を1パーセントくらいは再現できるだろうか。しかし、一撃だけだった。何度も痛めつけられた様子はない。扉のすぐ外には荒く浅い息が吐き出されている。助けないと。そんなふうに____思って。罠の可能性が頭に浮かんだ。ああ、そうだ。助けに来たり、警察を呼んだりすれば話し声がする。そうしたら目撃者なんて探さないでもいい。____それは、自己弁護ではなかったか。たった一枚、厚さ数センチ真横で、徐々に失われる命を見捨てることの。『寧ろ前線はいい、頼まれなくても強い仲間がいるんだからな。だが、貴様は多分、言う通りお留守番だろう。もし、その時に_____何かあったら、また助けられないか心配だからこんな話をしている。少しくらい気付け、馬鹿者。』 (5/11 00:02:36)
穂坂 茉浩>
まぁまぁ、また明日も俺の美味しいご飯を食べるためだと思って!……冗談デス(呆れたような彼女の声色を感じ取ればケラケラと笑い飛ばすように少し調子に乗ったような言葉を返し彼女を見上げれば上から降ってくるのは冷えた視線。まさに蛇ににらまれた蛙。ゆっくりと下を向いて片言な言葉で前言を撤回すれば渡されたお弁当箱をリュックの中に仕舞って。)あ、そういや今日の弁当どうだった?卵焼きの中にチーズと海苔入れるの我ながら天才的だと思うんだけど!(なんてフィードバックを得ようと彼女からの感想を強請ってみる。明日の昼はそぼろ丼の予定だしそぼろが余ってたら次の日の玉子焼にいれたら旨いかも。てかなんか和食系のお弁当の具をあんまり入れてないな…うーんこんにゃくと大根でも買ってきて煮るか…?と独り言のように献立を吐き出していけばどう思う?なんて彼女にふってみたりなんてして。 それっぽいことをいった後、黙ってしまった彼女を見れば、お、納得させられたか?俺天才かもしれない今日。冴えてる。自画自賛しても許されるはこれは。とドヤ顔しつつヘルメットを被ってバイクの後ろに乗った。いや、何回乗ってもこわいなこれ。今回どれぐらいスピードでるのかな…なんて彼女の背中にユーカリの木にしがみつくコアラのように強く捕まればエンジンの起動音とほか様々な場所が動く音が聞こえ尻に振動が伝わってくる。これは、あれだ。ジェットコースターで落ちる前の上っていく段階のあぁ、なんでここにいるんだろうみたいな感覚ににている。)たしかに…ッ(いつ死ぬかも、行方不明になるかもわからないそんな状況に入学当初は晒されるなんて小さじ一杯分も頭になくて、だだ姉へのあこがれだけで入学してしまった。故にヒーローに憧れているわけでも研究者になりたいわけでもない中途半端な自分が出来上がってしまって……やる気が無いわけではないが身が入らないナイフの訓練を日々行っている。けれど、あんな凄惨な事件を経験した彼女が発する言葉が心に響いたらしい)うぅ、、、がんばるよ、、、ッッ……だから安心して帰ってきて。んで、安心して休んでよ、ねッ?(必死にいっぱいいっぱいになりながらも背中にしがみついている状況で今絞り出せるだけの言葉を尽くして宣言をする。もともと語彙力も表現力もある方ではないので彼女に彼の決意が伝わるか、また彼の決意の結果の努力が彼女にとっての努力に認定されるかどうかはまた別の話だが。) (5/11 00:37:40)
エレナ>
『美味かった。また頼むぞ。』だいたい何を食わせても美味いと答える系統の人間……だと良く誤解されるが、実は割と私自身は料理はそれなりにやる方だ。だから、どこが拘られているのかくらい分かる。そして、穂坂の料理は私の好みから外れた試しがない。なら、このくらいのやり取りで十分だろうと思った。『貴様の家にでも、泣きながら転がり込む日がまたあるなら、その時の私にでもそれは言ってくれ。』なんで、こんな時にこんな話をしたのか。もっと改まった時にしたらいいじゃないか。そんな風に普通なら思われてもおかしくはないだろう。スーパーに差し掛かり、従って住宅街が見え始める。下校中の、見たことがあるようでないような制服をとおりすぎて行く。彼らと比べ、失ったものも得たものもある。けど、お互い頑張る場所があるならヒーローなのだろう。『そして____危険に身を投じる、他の誰かが、とても沢山傷ついた時。』こんな当たり前の場所だからこそ『ここなら無事だと、安心していいと言ってやれ。強さには何かに打ち勝つ強さと、何かを守る強さがある。貴様の場合は後者だろうからな。』その当たり前を守る強さを考えるには、むしろ絶好のロケーションだろう。『言っておいてなんだが、私は強いからな。貴様の細腕にはいかんともし難いくらい差がある。まともに足し算しても埋まらんよ。』けらけらと珍しく快活に笑いながら、ほどなくしてバイクを停めた。ただ、何かを懸けるなら届くかも知れないが。そんな言葉は胸にしまった。それは、彼が思いつく言葉だから。『だから、私にくれる分の少しは分けてやっていい。た・だ・し。食事は譲る気は無い。夕食は貴様の部屋で摂るし、せっかくだ、私も好きなものをカゴに詰めさせてもらう。』 (5/11 01:07:03)
穂坂 茉浩>
やっぱりねー!俺天才かもしれない(彼女からの言葉を聞けばスピードの恐れが消えたように大きな声で喜んで。ヘルメットを越しているのでくぐもった声にはなるが十分彼のテンションの上がり様は感じ取れるだろう。)…おっけー、任せろよォ!…マッッ、俺周りみると酔っちゃうかもしれない!!!どうしよう!!!(絶好のロケーションも勿体ないことによく見れないらしい。ただ、幼なじみで学校が一緒になる前から関わりがある彼女の言わんとしていること、また共感してほしいこと、自分に伝えたいことは痛いほど伝わるらしく、照れ隠しのように大きく騒いで見せたりする。)じゃあエレナは打ち勝つ強さも守る強さも持ってる最強人間じゃん!…おぉい!?いやいや、俺のことなめてもらったら困るよ?!どーぉすんだよ、明日朝起きてみたら俺がムッッキムキになってたらッ(快活に笑うエレナ、久しぶりにみたなぁなんて唐突に彼女の背中にしがみついて顔が見えないのを良いことに保護者面をして心の中でほろり…なんて涙を流してみたりするけれどそんなこと口に出したら気持ち悪いだろうから他の人から見たら少々過剰に見えるぐらいのリアクション芸を見せてみる。やっと止まったバイクから苦労して地に足をつければがばっと思いっきり重いヘルメットを脱いでセンターパートの青髪をちょちょっと手で直せばふ~っと息を吐く。やっとというか、もうというか、何はともあれスーパーに着いた。隣町のスーパーはあまり来ないから特売の日とか野菜以外の売り場とかわかんないんだよな、遠くまで来た分得をしたいとは思うがそれは欲張りかもしれない。)エーーーーッッ!!!!…アッ、いや冗談デス、、、ハイ、、、ヨロコンデ、、、ッ(夕食を俺の部屋で食べる。と言うところまでは良い。昔、家で姉と三人で食事していたのと変わらないし1人も2人も作る分にはそう手間は変わらない。問題はその後だよ、後!好きなものをカゴに詰めさせてもらうという彼女の発言に一瞬不満の声を上げざるを得なかった。大丈夫かな、俺今月の食費足りるかなこの後半月もやし生活をしないといけないかもしれない。いやでもここまでつれてきてもらったしつれてかえって貰うつもりだししょうがない……ここで「えー?お菓子とか買うの?太るよ?(笑)」なんて言った日にはぶち殺されると姉が教えてくれた。大丈夫だよ姉ちゃん、俺は死なない。だらだらとそんな思考を続け彼が取った行動はカゴを手にとって深々とお辞儀をしながら彼女にかごを手渡すことだった。笑ってくれ。) (6/14 21:05:16)
エレナ・ドラグノフ>
『別に穂坂に期待して無いわけじゃない。ただ、オマエは私にとっては日常の象徴(シンボル)っていうか、平和記念の鳩っていうか。ともかく、居ないとなんだか不安になるから……何かあったりしても守ってやるって話。』回りくどい言い方をしたが、結局私は堪え性が無いのだ。自分の身の回りの誰かが傷つくのも耐えられないし、自分が誰かを助けられないのも耐えられない。だから、貴様も強くなれなんて言って、その上で守ってやるなんて矛盾しているようにも見えなくはない言葉がすんなりと出てきてしまう。買い物かごを肩に担ぐようにして持つ。随分かっこいいことを口にしてしまった気がするが、何事もなかったかのように口を噤んだ。だって心の底からそう思っているのだから、従ってお茶を濁したり恥ずかしがるような道理がそもそもない。『で____喜んでくれるんなら、私も遠慮はいらないな。必要なものを早いところカゴに入れてしまえば、物理的に私の買いたいものは減るという訳だ。そら、チキンレースはもう始まっているぞ?』に、と皮肉るように笑う。今日のスーパーは初見、穂坂と行ったことがないスーパーを選択した。これはつまり、彼が必要なものを必要なだけいつもの慣れた順序で買ったりしたら物理的にカゴに入らなくなってしまう。速さではやはり、主夫(?)には素人が負けるのは自明。しかし例外はある。そう、穂坂がそもそも知らない場所で、かつ """私には結構慣れ親しんだ場所""" であるならどっこいだ。このために何回もスーパーに出向いて、後輩たちへの差し入れを買いながらお菓子やジュースの位置を記憶したのだから______! これは食卓の格闘技。はらぺこあおむしVSコック長である。 (6/14 21:25:54)
穂坂 茉浩>
ウッ、、、、、嬉しいけどそれ、試合には勝ってるけど、男として勝負には負けてるんじゃね…?!(彼女から回りくどくも本質が飛び出てくれば深々とさげた頭を上げて一変、ビシッと決め顔でツッコミを入れてみる…いや、発言していること事態は恥ずかしいことではあるけれど、あくまで決め顔で。ただのお荷物になる気はかれもさらさらないため改めて、護身術とかがんばってちゃんとはなし聞こう、なんて決意を新たにすればカゴを彼女が持てばごくり、と息をのむ。そんなことより今、目の前の勝負に集中しろ。買い物リアルタイムアタック……どれだけ相手に買い物の隙を与えずぱっぱと買い物を終わらせられるか、この勝負である。近所の若いお母様方が小さい子を連れてスーパーに来ていたことを思い出して…彼女たちは自分の子供が一番興味のあるコーナー、、、お菓子コーナーを最後に回ってそれまでは待ての姿勢を貫かせていたが、はらぺこあおむしはそれは通用しないだろう……かといって、慣れない場所で買い物を急いですると必要のないものまで買ってしまう可能性がある………ここで俺が取れる策は1つだけしか思いつかなかった。)エレナぁ、俺と一緒に夜ご飯なに作るか考えてよ、ゆっくり回りながら、ね??おねがい(媚びである。精一杯の愛らしさで顔の前で手を合わせて彼女の顔を伺えば同意がくる前に彼女の腕を掴んで自分の腕と絡めるとスーパーに入る。自分のペースで周るつもりらしくどこスーパーでも上に描いてあるお菓子コーナーや、カップめんコーナーを全力で避けて一緒に回るつもりらしい。まず目に飛び込んでくるのは野菜、果物コーナーである。)玉ねぎと~、ネギと~、あ、ほうれん草…夜なんか食べたい料理あるー?それにあわせて買うけど。(制服のポケットからいつのまにか器用に買い物メモを取り出せばぽいぽいと足りなかった食材を買い足していったあと、彼女の意見を取り入れようと向き直って食べたいものを聞いてみる。近くにお菓子は、、、ないな、、??なんて伺いながら。) (6/14 21:55:16)
エレナ・ドラグノフ>
『……男と、して……?』オトコと、して。おとこと、して。何度噛み砕いても言いたいことが今ひとつピンと来ない。『変なこと言うなよ穂坂。オマエを私が好きなんだから、私が守ってやる。別にそれだけの話だろ。』何を言ってるんだろう、コイツ。と最早口に出してるのと同義なくらいそれは表情にも仕草にも現れていた。自分で実感できるくらいなんだからそれはそれは大層である。いや、本当によく分からん。穂坂の方がか弱いんだし、それを私が守る、という能力的な話もそうだが、私が守りたいから守る、という感情論的な話を含めても私が穂坂を誰かから傷つけられないように守ることの何が変なんだ____?『んー、とぉ。カレー。あとハンバーグ。____フハハ可愛い顔をしても無駄だァ!要件は済んだ、ではさらば!!』100点満点の笑顔で返すと、足に力を込める。飛び出すのに働かせる全身のバネを励起させ、勢いよくトップスピードに加速する。真っ直ぐ向かうのはお菓子コーナー。アレ?カゴすらねーじゃん?というのは愚問、ここにはお菓子コーナーに、子供用の小さなカゴがある!『……忘れないでいただきたい……別にカゴに詰めるとは言ったが____一つなどとは言っていない。クク……ッ、つまり、お菓子の在庫が子供たちの買える分ちゃんと残りさえするなら、10箱20箱というのも可能だと言うこと_____』真顔でvサインをしながら、カラフルなプラスチックのカゴを都合3つ、満載して腕にひっかけながら舞い戻る女。彼女は失敗を嫌うが、しかしその数倍はおっちょこちょいだ。学園の王子様(?)の鍍金が剥がれるのを目にして、蛇竜(ゴルゴーン)に睨まれたかのように微動だにしない女子生徒たちの反応なんて気にしないで『穂坂(パパ)買~~って♡』1000点満点の笑顔で菓子類を請求した。 (6/14 22:12:48)
穂坂 茉浩>
あーっ、、、、、(男として、の部分全く理解されなかったらしい。見るからになーにいってんだこいつ感を出す彼女に困ったというかやっちまったというような表情でとりあえず簡単な母音を伸ばして発生してみる。所謂時間稼ぎだ…いや、時間を稼いでも彼女を納得させられる理由が見つからない。だって根本から俺とずれてるんだ!!くそ~!!)普通、男が女の子を守るもんじゃナイノカナッテ、、、イヤ、、、忘れて、、、??(最初から説明しようとしたが語彙力が足りないし、自分の今の状況…バイクに乗せてもらってスーパーまできて、荷物を持たせた上でつれてかえってもらうという状況を再認識すると恥ずかしくなって来て情けなさに涙が出そうだったので右手で顔を隠せば尻すぼみに言葉が小さくなっていく。)カレーとハンバーグってことは、挽き肉と…あとトマト…うむむ…エッッ!!ちょっ、?!?!エレナーーーッッ?!??!?!?走るのは危ない!!!!!!!!走らない!!!!(彼女のリクエストをかなえるにはもう一個ぐらい玉ねぎをかっておいた方がいいかもしれない。あとは付け合わせとして簡単にサラダを作るためにキャベツとトマトか、、、なんて悠長に思考を巡らせていればこちらの腕を振り払って彼女は颯爽と走り去っていく。一瞬で距離が離れていく姿を見ればぽかんとして、、、はっ、と気づけば師匠である若い主婦様が乗り移ったように注意をしてその言葉に周りの小さい子たちがびくっとしたのをみればゴメンネ、、、なんて申しわけなさそうにはずかしそうに謝ってみせる。もうああなったエレナは止められないだろう…諦めろ、俺の負けだ……もやし…もやしを買って帰らなきゃ…いや、いまそもそもお金が足りるのか??割と本気で悪夢として今夜の夢に出てきそうな内容ではあるが自分の目的を忘れてはいけない…後回るべき場所は挽き肉と、米、あとはサラダのドレッシングでもかいにいこうか…)……買ったねぇ…エレナ…??いや、パパじゃねぇわ。(子供用の小さなかご3つを一杯にしてきた彼女が精肉コーナーにいた自分に話しかけてきたとき40歳は老けたような顔で言葉を返す。ぱっとみる限り4000円は下らないで有ろうお菓子の山に今にも砂になってしまいそうな勢いである。もうこうなったら恥もなにもない。)カンベンシテクダサイッッ、、、、、(再びの深々とした礼。ぶっちゃけ予想は2500円程度のお菓子…いやそれでも多すぎるぐらいなのだが…だったので、この量を全て買うと本気で1ヶ月の食事がもやしになってしまう。けれど彼にもつれてきてもらった恩がある為二つのかごは受け入れます、。。なんて付け足せば頭を下げたまま両手を差し出してかごを受け取ろうとして。) (6/14 22:49:46)
エレナ・ドラグノフ>
『……』沈黙『……勘弁してください、と来たか。男が女の子を守るんじゃなかったか?』それから、やだ。と頬をふくらませて答えた。お菓子は3つ確かにある。しかし、それは別に同じ種類のものを無駄に買い込んだりした訳では無い。いや、仮にそうだったとしても_____お菓子の一つ一つにはドラマがあり、選ぶに至るまでの過程がある。従ってそれらはオンリーワンであり、替えがきくようなものでは無いのだ。『確かに、穂坂の食事は美味しい。毎日の昼食が貴様共々もやしだらけになってしまう可能性を考えると恐ろしいものがある。が、それとこれは別だ。前から当たりをつけてお菓子を選定し、最短コース目掛けてマラソンを繰り返し子供たちに顔を覚えられながら常駐した。その涙ぐましい努力を、努力をッッ!貴様は!踏みにじるのか______ッ!』だから、3つのうち一つを片付けに行くからと言って、失われる悲しみは3分の1ではない。1分の1であると、情けないぐずり顔で訴えかける。やだ!『掛け持ちを探しにコンビニでバイトした時に……ダインでスレイブな肉体言語を馬鹿な客の顔面に少々使用したせいで、お小遣いも私にはカツカツなんだぞっ!』 (6/14 23:15:38)
穂坂 茉浩>
ヴッッッ、、、、(『……勘弁してください、と来たか。男が女の子を守るんじゃなかったか?』だなんて言われてしまえば血反吐を吐きそうなダメージボイスを出すしかない。ぐうのねもでないとどうじに、選出されたお菓子たちについて凄まじい熱量と頬を膨らませた顔で力説をされれば押し黙るしかなくしぶしぶといった顔で受け取ろうとするがふと我に返る)いやッッ、、、まて?バイト中になにしてんだおまえ、、、、死ななかったそのお客様…?俺、謝りに行きてぇよ…(お小遣いがカツカツなのはわかった。わかったけどその後。彼女の怪力で肉体言語…つまり暴力?を使用したらカミサマでさえ吹っ飛んでいくのに一般人に??いやいやいやいや、冗談でもキツい。本気で生死が心配である。もはやお菓子どころではなくくずり顔の彼女がもつ三つのかごを抱えれば、買ってやるから謝ろうなちゃんと……なんて諭し肩をポンポンと叩いた後、自分もバイトをしようと決意をする。出来れば料理ができるところがいいな…まかないとか余った材料とかもって帰れたらもっといい。) (6/14 23:34:21)
エレナ・ドラグノフ>
『……多分死んでは……居ない。大体、生きてはまあいる……はずだ!』多分、そこを多分とか大体とか言ってしまうような部分が根本にあるからこそ、彼女が接してきた色々な馬鹿者達と自分、大差はないのでは?というような答えが出切った自問自答を後々にする羽目になるのだが、それはまた別の話。確かに、アレは結構いいのが入った。素手でカミサマに対抗し、空手で能力者を殴り倒す。その為だけに鍛えてきたのだからそれを素人に打ったら当然いいのも入るしすっ飛んでも行くし、バイトだってクビだ。意外と些細な我慢が出来ないという致命的な欠点は穂坂 茉浩の前では遺憾無く発揮されており『____それに、謝る必要はない。あの男はいわゆる……【 セクハラ 】 を私にしてきたからな。「エレナち可愛いヨ」くらいなら私だって許してやれたが「寝息を聞いてみたいな😊」とか「娶った♡」とか言われたら拳が出るというモノだ。』ただし、本気でぶん殴るにはそれなりの理由はあるくらいの分別はあった。『ええい、言っていて気持ちが悪くなってきた。……早いところ家に帰ろう。帰り、アイスくらいは買わせてよ。』家に帰ろう、とそう言った。あくまでエレナ・ドラグノフにとっての自宅は、彼と彼の姉と自分とが居る空間なのだと。それは何か寂しいことのようで、あるいは何よりも喜ばしいことのようで_____『で、気持ち悪いついでに気持ち悪い質問だ。次そんなことがあったりしたら______』『 助けに来てくれるんだろうな? 茉浩は。』 (6/14 23:55:20)
穂坂 茉浩>
もう入れる保険はねぇよ……!!!!(生きていないと大問題だ。というか殴った時点で大問題だよ前提として!なんて、精肉コーナーで頭を抱える男子高校生は後にも先にも自分だけだろう。起訴されても文句はいえないレベルの事をしでかしている。教科書などに載っている文明が崩壊する前の世界だったら確実に即逮捕で留置所へGOだ。)うーーん、、、、、確かに気持ち悪いけど、、!!自分が力持ちだってこと自覚しないとエレナ、、!!(ツッコまざるを得ない。どうしてこう、まじめな顔をしてこうポンポンと面白い事件やら発言やら出来るのだろう、昔からそうだよなぁ!やんて半ばやけくそになりながら南無阿弥陀仏、、、、、なんて内心殴られた人に手を合わせる。可哀想に、すこし行為を伝える表現が気持ち悪すぎたばかりに…)おーッ!俺高い奴にしよーっと!(アイスでもかわせてという彼女の言葉に表情をころっとかえて嬉しそうに帰ろ帰ろ、なんて言葉を重ねれば大量のお菓子と野菜、それから彼女のために少し多めに買ったお肉が入ったかごをレジまで運び、並んでいる間に5kgのお米を重そうに抱えてカゴの横におく。少しも家に帰ろうなんて言葉に疑問なんて持っていない彼はひたすら無邪気に、幼い頃と同じように彼女と囲む食卓を楽しみにしているようで商品がレジに通されている間彼女の方を振り返っておいしく作るね、なんてにかっとわらってみせる。)……ん?あぁ、、、、、エッッ?!(保険の上からされた助けに来てくれるんだろうな、という質問。聞き流そうとしても聞き逃せなかったその言葉は彼の心を掻き乱すど、どういう意味?!私が殴る前に殴れってことか、、?!なんて思考が頭を過るがもしかしたらもっと単純明快に答えても良いのかもしれない。間違えててもいいから言ってみようか。)もちろん。俺ヒーローだもん(ドヤ顔でそう、かっこつけるともに合計金額が映し出される。ゲ、、、、、思ったより高いぞ、?!なんて一瞬にして笑顔が凍り付けばウウウ、なんて泣きそうな情けない顔で一万円札と端数の小銭を出して数枚のお札を受け取る。)さって、帰りはそんなに飛ばさないでくれると、、、、、おれ、、、たすかるな、、、、!!(なんて種類はたがえど此方も保険を掛ければプラスチックの袋に入った野菜類を持ち上げて彼女に渡して、自分はお米の袋を持ち上げようか。) (6/15 00:22:43)
穂坂 茉浩>
ここかぁ…??にしてもいつでも賑やかだよな…ここらへん(修学旅行の始まりは酷いもので、ウキウキしながら飛行機をいの一番に降りて、通りがかりの道に並んでいる出店での食事も我慢をして、中国にあるコードの専門学校の門を叩いた………が、開幕早々に多少過激な鬼ごっこに捕まったし、目が覚めたら終わっているしで多くのびっくりから始まった修学旅行も終盤に差し掛かり、だいぶ風景が見慣れてきたような気がする。まぁ彼自身は深緑色をした半袖シャツにだぼっとしたライトブルーのジーンズという中国特有の空気にあまり馴染んでいない…観光客らしい服装でいるのだが。)(さて、今彼が入るのは繁華街の噴水の前。宿として学校側が借りている寮からここまで徒歩での時間はあまりかからない…けれど出店は沢山あるため今回自分を呼び出した腹ぺこあおむしは若干遅れてやってくるかも知れないけれど、俺は五分前に着いてるもんねーなんて自問自答した末の優越感に浸りながらチラチラとスマートフォンと周囲の人混みを確認して。) (7/13 22:31:45)
エレナ・ドラグノフ>
『你好(Ni hao)』似つかわしくない格好の彼に反して、エレナは反対に馴染みまくっていた。結構海外旅行に同伴することもあったからか、舶来の文化の吸収は早い方だと見込んでいた____が。中国の水は予想外に合っていた。浅い緑を帯びた煌びやかなフルーツティーを手にし、ゆったりしたシルエットの、口にする飲み物と相似するように深い緑色をした鯉の刺繍入りのチャイナ服。ついでに普段癖毛すらほったらかしなのが、髪留めも付けてツインテールまで作っている。西洋かぶれというか中国かぶれ______『穂坂、オマエってやつはなんでそうなんだ。……こう、もっとそれらしい格好をしろ。ほら、中国に居るんだぞ、せっかく。』む。と、隣り合ったらコスプレイヤーと私服の人のような構図である穂坂に、口を尖らせながら指摘する。形から何もかも入れとは言わないが、形くらいちゃんとしなければ失礼というものじゃないか______? (7/13 22:49:14)
穂坂 茉浩>
…うぉ、(チャイナ服を着て、ヘアスタイルを変えている彼女が一瞬、自分の待ち人でないと思ったのか、一拍遅れて微妙な反応を返す。ここで瞬時に「かわいいよ」だとか「似合ってるよ」だとか気の利いた一言を返せれば良いのだが生憎彼にその能力は持っていないようで。「……コスプレ?」なんてほぼ最悪に近いような返答がポロリと口の端からこぼれ落ちる。)い、イヤイヤイヤイヤ、俺はいいよ!(中国にいる上で、似つかわしくそれらしい恰好をしている彼女にむすっとした表情で言われれば全力でぶんぶんと腕と首を振って。実はこの修学旅行の間に一回だけ、魔が差して中国の伝統衣装を借りて着てみたのだが思い返すと死ぬほど恥ずかしい思い出らしく俺は斜に構えてるだのなんだの言われたってかまわない。洋服最高だ。なんて強情になっているらしい。)…んで?、修学旅行中にどうしたの??(そう、元々の目的を忘れてはいけない。それは置いといて、みたいな手振りをして上手く服装の話から逃れようとすれば彼女が自分を呼び出した理由を聞いてみる…ちなみに彼の中の予想だと、中華料理に飽きたから味噌汁を作ってくれ、または、本場の中華料理がうますぎるからたくさん食べて味を覚えて日本でも作ってくれ。のどちらかだろう。なんて答え合わせを待ってみて。) (7/13 23:07:31)
エレナ・ドラグノフ>
『あ、の、さ、あ。旅先で萎縮してそうな冴えない、弱っちい、ちびっこい少年を気遣う、こんな美人な幼なじみに向かって、何を言っているのかしらぁ~~?』にこ。最高の笑顔の裏側に、お前ぶっ殺すぞという迫力が滲み出ている。~かしらなんて普段全くといっといって言わないぶん不気味かつ意味深である。『本来ならぶち殺しあそばせるところではある、あるが……この寛大なるエレナ・ドラグノフは貴様に選ばせてやろう。』ふふん、と鼻を鳴らす。これは当然、悪いことを思いついた時の顔である。『確かに、今は恋人がいるけれども、私の食料供給(しょくじ)は未だに貴様が担当なわけで。』_____もし彼が居なくなった日、穂坂が居なかったりしたら。あの日のように、彼は逃げ込む先の日常なのだと。寂しい思いはこの際振り切って……『なら、食べ放題でも行って下を肥やして貰わなければ困るな。あ、る、い、は……。』『 私のチャイナドレス、着る ? ? ? 』 (7/13 23:25:46)
穂坂 茉浩>
…大変申し訳ありませんでした…ッッ、、、、!!!!!!(最高の笑顔の裏側の圧が凄い。圧倒されるというか肌を撫でた空気がびりびりとしていて背中から変な汗が噴き出してくる。良かったァ、借り物の服じゃなくて……なんて考えている暇はない。命が惜しければ頭を全力で下げて大きな声で謝るのみだ。そう、頭を下げている彼には悪い事を思いついたときの顔をしているエレナは見れずにいる。もしみれたとしたら全力で逃亡に転じただろう…その選択が幸か不幸かはわからないが。ってかさえないってなんだよ!!弱っちいとちびっこいはわかる。平均ぐらいではあるが、彼女と比べたら月とすっぽんというか差は歴然だろう。だけれど冴えないは撤回してほしいなという発言を後でしよう。エレナの機嫌が良くなったら。)はいはい…ついて行かせていただきます、食べ放題……!!…………え。ッ(予想は後者が正解だったかー…!なんて悦に入りながら、チャイナドレスを着るか、食べ放題だったら確実に食べ放題だろう。頭を下げながら腰の低い口調で返答するが、いや、ちょっとまって??今大事な情報が耳に入ってきた気がしないか?恋人?誰に?え、この??腹ぺこ青虫に…?!困惑と、親目線のそこまで大きくなったのか…という感動が混じってなんともいえない表情が頭を上げて顔面が見えるようになるとに張り付けられているのがわかるだろう。)まって、お前、彼氏できたの?えーーーーッ!!!!初耳!!詳しく聞かせろよおいおいッ(先ほどまでの上下関係はどこヘやら。ギュンッとテンションが上がりにっこにこの笑顔で彼女をうぃうぃ、とつつけば恋バナを聞き出そうとする。日本に帰って一番最初に作るのはケーキかぁ…) (7/13 23:43:02)