紅花巳鈴

スカーレット

紅花 巳鈴> 
「夜の廊下は人が居ないから走りやすいな〜。(本来廊下とは走るべきでは無いと教えられ、昼間は生徒が話したりと交流の場ともなる場所だ。そんな廊下で聞き慣れない車輪が動く音を鳴らし紅い髪を揺らしながら彼女はそれなりの速さで移動している。スケボーに乗っている彼女は廊下のカーブも難なく曲がり移動を続けている)昼間に乗ったら教師共がわちゃわちゃ文句言うからな…どう考えてもこっちの方が楽なのによ(昼間にも彼女は何回かこれで移動して毎回注意されている為もしかしたらその姿を見たことがあるかもしれない。愚痴を言いながら彼女が止まった場所は自販機コーナーで)さ・て・と、今日の私は何の気分かな〜(と自販機の前でウロウロしながら夜に飲む飲み物を決めようとしている。いつも缶やペットボトルのラベルを見てその日の気分で決めているがたまには他の決め方でも良いな…とそこで視界に入ったのは)ん?あいつ見たことあるな…ちょっとこっち来てくれよ!(と視界に入った君を手招きして呼ぶ。同じ18歳同士なので互いに見たことはある筈だ。君がしっかりとした性格ならば名前まで知っていてもおかしくはない。」〉小室さん   (5/17 21:46:46)


小室 耕助> 
「おや君はー……確か紅花さんだったかな?こんばんは」(誰もいない廊下、空の教室を横目に見つつ足音をコツコツと鳴らして歩く。喉の渇きをおぼえて自販機の方に向かうと、そこには先客がいた。確か同じ学年の……紅花巳鈴だったか。何度か校内でスケボーに乗って走り、先生に怒られている姿を目にした記憶がある。なので印象に残りやすく、すぐに呼んだ相手が君であることを察した。スケボーを持っていることからまた廊下を走り抜けたのだろうとは思うが、まあ少し冷たいことを言えばその件に関して私は関係がない。本人が良いと思えば良いのではないだろうか?特に私から怒るつもりはなく、普段と同じ調子で君の元に向かおう)「君も飲み物を買いに?……それで、私を呼んでどうしたのかな?」(それにしても、私が彼女に呼ばれる理由などあっただろうか?学園の何でも屋、探偵を名乗る身として頼み事であれば話を聞くが、何を言われるのか想像もつかない。ひょっとしてただ私がいたから、なんとなく呼んだのだろうか?とりあえず、自販機の前で足を止めて君の話しを聞いてみることにする)   (5/17 22:02:13)


紅花 巳鈴> 
「さんなんて付けなくていいよ同学年だからな、紅花でも巳鈴でも好きに呼んでくれ(さん付けで呼ばれると彼女はあまり堅苦しいのは嫌いなのか呼び捨てで構わないと言うだろう。)そうそう、私はいつも夜にここの自販機から飲み物を一本買うんだが大体は気分で選ぶんだ。だけどやっぱり好みとかあるからある程度偏ってくる、そこで新しい風を取り入れようと思ってな。そこで偶然お前が目に入ったってわけだ!だから私の今日の一本を決めてくれよ(そうして君を呼んだ訳を話す。中々に横暴ではあるがこんな夜中なので君以外に周りに人は居らず特に断るような事でもないだろうと思い聞いていて)まぁタダとは言わない、選んでくれたら逆にお前の飲み物を私が選んでやろうじゃないか(ふふーん、とまるで対等な取引のように言う彼女は自信満々に君の飲み物を選ぼうと自販機の商品の品定めを始めて」〉小室さん   (5/17 22:12:59)


小室 耕助> 
「そうかい?じゃあ次からは呼び捨てにさせてもらおうかな。私も堅苦しいのは苦手でね。……急に無茶振りをしてくるな、私が飲んでるようなものでも良いか?」(呼び捨てで良いなら遠慮はしない。それは別に良いのだが、急に飲むものを決めてくれというのは言われても反応に困る。普段自分が飲んでいるのは食感が気に入ってたナタデココ入りジュース、あとは無難に緑茶や紅茶等、水くらいだ。君が飲めないものがあるかわからないが……か)「なら、このジュースとかいいんじゃないか?ああ、私は特に好き嫌いはないから好きに選んでくれ」(君はなんとなく普通の選択より珍しいものの方が好きそうな気がする。この中でまだ珍しい方なのはジュースだろうと指を刺した。さて、こちらは選んだが君は何を選ぶのだろうか。好きにしろ、とはいっても物によってはキツいものもあるだろう。願わくば飲める物にしてほしい所だ)


紅花 巳鈴> 
「私は全然気にしないからな、全く問題ない!勿論だ、新しい風になってもらわないとだからなそれで頼む。(普段飲んでいるもので良いかと聞かれれば寧ろそちらの方がありがたいと言うだろう。なんてたって今回は新規開拓が目的なのだ。普段飲んでいるというのならばそれなりに美味しいものであるのだろうと)ふむふむ、じゃあ私は……これにしよう!(君が選んだジュースは確かに飲んだことはない。これは期待が出来るぞと思いながらこちらも君の飲んでもらう飲み物に指をさす。それはパックのいちごミルクだろう。)これは訓練の後に飲むと丁度いい甘さなんだ。お前は如何にも頭を使いそうだからな糖分は大事と言うことだ(少しアホそうに見えるものの彼女はライセンスとして探索:観察力を持っている。君の体付きから戦闘タイプでないのは明白である為そのようなことを言ったのだろう」〉小室さん   (5/17 22:38:15)


小室 耕助> 
「そういうものなのか。だったらもう少し肩の力を抜いて選べばよかったかな?……いちごミルクか、あまり飲んだことはないね」(君が選んだのはいちごミルクだった。普段はあまり飲まないタイプの飲料だ。別に嫌い、というわけではないが特別好んで選ぶものでもない。こちらとしても新規開拓になるかもしれないなと、遠慮なく君が選んだものを買ってみることにする)「そうだねぇ……どちらかというと私はすぐに動くほうが好きなんだけどね。でも能力の性質上戦うのはディスコードに任せて私は考える方が良さそうなんだ」(君の観察力は間違っていない。というのも、自らの能力の性質上使いこなすにはまずよく考えなければいけない。なので思考するのは自分、戦うのはディスコードの担当と分けている。一応護身術を覚えてはいるが、やはり君のような自ら前に出るタイプとは体付きに差があるだろう)   (5/17 22:55:34)


紅花 巳鈴> 
「いいや、普段お前が飲んでるものの方が信憑性があるだろ?だからこれで問題ないさ。普通のいちごミルクだけどな、私は中々に気に入ってるんだ(そうして自分も選んでもらったジュースを飲み始める。ナタデココは初体験であり最初は飲み物を飲んでいるのに噛める感触があり違和感があったが少し飲めばすぐに慣れ、美味しいと言いながら飲み進めるだろう。)お前もそういうタイプなんだな。多いよな、ここの人。あの怪物みたいなので戦うタイプが、まぁそれが普通なんだろうけどな(君の話を聞けばそんな感想を言うだろう。殆どディスコードは何かしらの生物や人型など生命を感じるものや意思・自律行動をすることが多いためそちらに戦わせるといったタイプが多いのだろうと彼女は思っていて)まぁ良いとは思うけどな、結局もしこの力を封じられたらと思うとお前みたいにある程度護身術が使える方が賢いよな。(これは彼女の意見ではあるが、この力は発明された品によって覚醒されたものだ。触媒が無ければ発動はしないのだろう。相手がもしそれを知ってるなら真っ先にこれの無力化を図ってくる筈だ。無力化された状態で何もできませんでは話にならないと」〉小室さん   (5/17 23:06:58)


小室 耕助> 
「なるほどね。ふむ……結構美味しいな、君は甘いものが好きなのか?」(君の言葉に納得し、頷きながらいちごミルクを拾い上げる。一口飲んでみればいちごの風味と独特の甘さ。少しだけどろりとした舌触りと喉越し。初めてだがなかなか美味しいと感じる。素直な感想をこぼしつつ、気に入っているという君に対して疑問を投げかける)「意図的なのかわからないが多いな。でも自立して戦闘するタイプは合理的ではある。元々闘いなどしたことない生徒が大半だろう?自ら戦うよりは、使役して扱う方が楽だ」(ディスコードたる彼らが作られるさい、意図して設計されたのかはわからない。しかし肉体の訓練を必要とはしない、自ら動いて戦ってくれるのは学園の生徒には合っているだろう。英雄の子供などの、一部例外を除けば元々一般人。訓練するにも時間がかかるものだ)「……そうだな、使えなくなる可能性はある。大体半年前のカミサマによる襲撃があった時の話だが、続けて構わないかな?」(能力の無効化、少し心当たりはある。というのもそれは半年前の事件の時の話だ。その時に見たものの話になる。しかし人によっては本当に、忘れられない心の傷になっていておかしくない事件だった。なのでこのまま話すかは、君の反応による)   (5/17 23:29:09)


紅花 巳鈴> 
「いいや?そういうわけじゃないが、訓練の後は無性に飲みたくなる事がある。多分頭を使うというのが勉学じゃなくてそっちで大きく使ってるんだろうな!私は俗に言う硝子の駒らしいからな。しっかりと鍛えとかないとすぐに死んじまうから必死なんだろ(ハハッと笑いながら彼女は言うだろう。体付きから見ても日頃の訓練は欠かさないのだろう。硝子の駒と言われれば思い浮かぶのは神聖血統。つまり彼女は現場に出れば命を落としやすい存在であり生きるためにと必死に訓練しているからこそ脳をよく使うのだろう)まぁそれは同意だな。私だってここに来るまで武器なんて振り回したことはあんまり無いからな…即戦力という意味では当たり前か。(君の考察は的を得ていると素直に感じられる。先の事件のせいで深刻な人手不足となっている。もし作ったものが指定を出来るのならばそちらの方が都合が良いのだろう)優しいやつだな。問題ないぞ、私はあの件に関してはそこまで深くは傷を負っていないからな(まだ年齢的には歳上組だが自分よりも下の子は多くいる。このような配慮ができる君は優しい人なのだろうと」〉小室さん   (5/17 23:38:10)


小室 耕助> 
「疲れていると甘いものが欲しくなる、というやつかな?……ああなるほど。君は、その体と精神を大事にしてくれ」(この学園には潜在的な特性を持ったものがいる。自分のようにカミサマの声を聴くことができ、影響を受けにくいもの。それとは逆に協力な力はあるが影響を受けやすいものや、少しでも攻撃されてしまうと命を落としてしまうものもいると聞いた事がある。君もそういうタイプだったのだろうと察する事ができた。大きなお世話かもしれないが、あまり無理はしないように伝えておく)「ああ、強力だからこそ危うさもあるだろうがね。なら続けるが、あの日私は一人のヒーローを見た。彼は初老の男ながらも鵺に対抗していた……しかしあるタイミングで、不意に能力らしきものが"消えた"」(強力だからこそ使い方を間違えるわけにはいかない、そして強力だからこそ頼りきりではいけないのかもしれない。あの日見たヒーローは、とても力強かった。歴戦の猛者、修羅場には慣れている印象があった。……生徒を助ける際、おそらく何かしらの力が消えた。助けてくれたヒーローは命を落とした。鵺を前にしたあのタイミングで普通能力を捨てるだろうか?彼のような人が油断するだろうか?自分にはわからないが、少し気になる)   (5/18 00:00:46)


紅花 巳鈴> 
「そういうやつだろうな、体が無性に欲するみたいなものか?心配ありがとうな、私は私の目的があるからな。その目的を達成するまでは生きなきゃならねぇ。それまでは意地でも死なねぇよ(心配はされるだろう。まだ若い18という歳でこの現場で、死にやすい体質というのはとんでもない枷だ。噂によれば怪物になる場合もあるらしい。それこそ半年前のあいつらのような。幸い自分の力自体はそこまで強い能力ではない。ならば怪物化しても誰かが討伐してくれるはずだ。そこだけは安心というべきか…)…噂で聞いたことがある。前の世代の人達…つまりお前があった男もそうだと思うが私達とは力の種類が違う。私も専門家じゃないが…年のせいってのも考えられるが。何かしらあったのは事実だろうな、今じゃ確認のしようがないが(事件は半年前のことだ。確かめる方法も無いので今は全く検討がつかない。が緊迫した場面で自ら力を手放すことはない。ならば何かしらの外的要因から力を失ったと考えるのが妥当)だが、それを考えるはあまりに情報が少ないからな。深く考えることないだろう。少なくても今はな?(余計な考えは思考を鈍らせる。今現時点では大きな問題としてなっていないのならばそれは頭の片隅にでも入れておこう」〉小室さん   (5/18 00:09:36)


小室 耕助> 
「それならば良いが。ふふ、まあ私の方が案外先に亡くなるかもしれないしね。未来でどうなるかなんて、考えても疲れるだけだろうな」(君の目的や考えは自分にはわからない。それでも無事なのを祈っている。まあ明日死ぬかもしれないというのは皆共通している事だ。これはこの学園にいるから、というわけでもない。事故に遭うかもしれない、何の前触れもなく殺人鬼に襲われるかもしれない。可能性を考えたらキリがない話だ。お互い、何か起こるまでは青春というのを謳歌して生きれば良いさ)「……そうだな、これもまた今考えても仕方のない話だ。あくまで妄想の域をでないから、これ以上はやめておこう。すまない」(君の話す通り、年齢によるものかもしれない。能力にも使用期限や回数があった可能性もある。長年使い続けたパソコンがある日急に壊れるような、賞味期限が切れて腐るみたいな。そういうものかもしれない。推理というのは事実を元に他の事を推し量るもの。証拠を元にした未来の予想、或いは過去の推測。証拠は今の話にはない、ただ私が疑問に感じてるだけ。外的要因がある、というのは現段階で妄想に過ぎない)   (5/18 00:28:53)


紅花 巳鈴> 
「違いないな。ただお前は物事をかなり冷静に見れるやつと見た。そういうやつは大丈夫だと思うぞ。私はすぐに感情的になっちまうからな(と彼女なりの考えを述べるだろう。どんな場面でも冷静な物は物事を大きく見ることができ本質を見抜く力がある。それはとても大事なことなのだと。逆)気にするな、心配することは何も悪いことじゃない。いつかその心配が役に立つ事もあるさ。一人でもそういうやつが居るってのは前で戦う人からすればありがたいってものだ!(そういえばジュースの缶をゴミ箱に捨てるだろう)さて、もう夜も更けてきたな。そろそろ部屋に戻るとするか(窓の外を見ればすっかり夜は更けており星もいくつか綺麗に見えるほどになっているだろう)中々いい体験が出来た、ありがとうな。それじゃあまた明日!(そう言うと彼女はスケボーに乗り手を降れば寮の方へて走らせて向かっていく。今回の件で明日からは毎回教室で挨拶をされることだろう」〉小室さん〆   (5/18 00:39:32)

彎蜿 一> 
─(放課後を告げるチャイムが鳴る。部活がある人は部活に、依頼を受けている人は依頼に。帰る人は帰って、校舎にいる人がまばらになってくる時間帯。彼は1人、ため息をついた。)「…めんどくさいな。」(ポツリと呟かれた言葉は珍しく何にも隠されていない本音であった。カァ、とそれに賛同するかのように鳴いたカラスに、もうそんな時間かと思いながら彼はコロリと床に転がってしまった鉛筆を拾った。)(──学園の3階、B棟。端っこにある美術室にて。片腕しかない彼が、描きかけのキャンパスを見つめて、ボンヤリとしていた。)(描きかけであることに絶望しているわけでも、諦観しているわけでもない。ただ単純に、片腕しかないから人よりも進みが遅くて、片腕しかないから人よりも片付けが大変で。それでも残らないと終わらないから残るしかなくて、そんな、ちょっとだけめんどくさい今日の放課後というお話。)(─だから。)(【感知】美術室の前を通りかかった君に、すみません、と彼は声をかけるだろう。)「ちょっと今困っていて…少しでいいので手伝ってもらえませんか?」(─君にそう話しかけるのは、片腕のない、仮面をつけた、パッと見れば不審そうな男だ。…表情は分からない。けれども、その声色は【演技】─困っているように聞こえただろうか。)>紅花   (5/18 20:05:59)


紅花 巳鈴> 
「どいてどいて!!(そんなことを言いながら彼女はスケボーに乗り廊下を駆け抜けていく。後ろから教師の怒鳴る声が聞こえるがそんなものは無視。廊下にいる生徒もまたか…と呆れる様子道を開けてくれるだろう。)さてと、訓練しないとな…ん?(移動しながら次の予定を考える。他の人とは違い彼女は訓練をする重要性が高くほぼ毎日欠かさず行っているためまずはそれからやろうと走らせていると声をかけられる。声の主は美術室からのようでスケボーから降りて扉を開ける)随分怪しそうなやつだな。私は急いでるんだが何か用か?(さて彼女はライセンスとして観察力を持っている。君が演技を使った時点で観察力の高い彼女は仮面の影響を鑑みても演技を見破ることは出来ないだろうが違和感は持つ筈だ。人間は一度違和感を持てば確定的にならない限りそう簡単にその違和感を拭うことは出来ない。特に戦闘を得意とする彼女にその傾向が強いだろう。」〉一さん   (5/18 20:20:57)


彎蜿 一> 
「片付けを少しだけ手伝ってほしくて。…怪しい…?あぁ、仮面については…あんまり顔を見られたくないから、許容してくれると嬉しいかな。」(違和感を持たれようと、それは確信がない限り違和感でしかない。ならば彼には問題ない。それに、“困っている”のは事実だ。──ただ、それを表に出すのが難しいというお話。)(彼がカラリと美術室の扉を完全に開き切れば、そこには片付けきれていないキャンパスや散らばった筆や鉛筆の数々。普通ならば散らかした本人が片付けるべきだろうし、彼はそれをきちんと理解している。)(─だが、理解と現実は別物である。)「キャンパスを運ぼうとしたらうっかり置いてあった筆入れを倒しちゃってさ、大変なことになっちゃってるんだよね。…あんまり時間は取らないと思うけど、急いでるらしいし…出来ればって感じかな。」(──ひらり、と。君の瞳には空白の左腕が映るだろう。少しだけ顔を覗かせて君に声をかけた時には分からなかったであろう“現実”。そこに本来ならばあるはずのものはなく、ただヒラヒラと袖を揺らすだけだった。彼が一人で美術室にいる理由も、手伝って欲しいと言う理由も、散らかってしまった床の理由さえも。全ての理由が、《彼が片腕である》というたった1つの原因に収束することだろう。)>紅花   (5/18 20:30:56)


紅花 巳鈴> 
「仮面の方じゃねぇよ、喋り方の方だ。簡単に言うなら胡散臭い感じがしてな。まぁそう言うのは人それぞれあるんだろうがな(君が演技を使ったのは声の方だ。つまり彼女が1番引っかかっている方もそれだ。勿論仮面が全く怪しくないかと言われればそういうわけでもないがヒーローをやってるものが殆どのこの学園では仮面自体はそう珍しいものでもないだろう)…ならペンは自分で拾え。キャンパスは運んでおいてやる。何処に置けばいい(彼女も人なのでそれなりの頼み事は聞いてくれるだろう。ただし片腕が無いとはいえ君とは全く関わりのない赤の他人全てをやってあげるほど甘くもない。そのためキャンパスは片腕ということもあり自分が運ぶがそれ以外はなんとかしろという意味で言い。スケボーを壁に立て掛けて」〉一さん   (5/18 20:40:07)


彎蜿 一> 
「喋り方かぁ…うーん…、まぁこうなっちゃったのは色々あるから…これからも関わることがあって、仲良くなれたらそのうち。」(“顔をあまり見られたくない”、“片腕がない”。そんなたった2つの要素と、彼の言葉で喋り方が胡散臭くなってしまった理由は過去になにか嫌なことでもあったのだろう─と、予測するには容易くない。)(─果たしてそれが、本当に真実かは置いておいて。)「ありがとう。それだけでも助かるよ。何気にそれが1番大変だったし…キャンパスはあそこら辺の3年2組のエリアに立てかけといてくれるかな。」(そう君に指示を出してから、転がってしまった筆や鉛筆を拾い集める。片手で拾って、片手に集めてという作業は出来ないから、片手で拾える本数だけ拾って、集めての繰り返しだけれど。)「──あぁ、そうだ。君は、」(─それは、何気ない日常会話のように。まるで挨拶をするように。当たり障りのない、問いかけ。)「…君の、名前は?せっかくだから、教えて。」>紅花   (5/18 20:52:35)


紅花 巳鈴> 
「別にいい。話したくないことを聞く気は無いしな、ここにいる以上訳がある人は多いからな(仮面に片腕がないというのはそれなりに理由があるはずだが、そこまで深く知りたいとは思わないし話したくないのなら尚更聞かないほうがいいはずと考えていて)あそこか(彼女は日頃から鍛えているためキャンパスを運ぶ程度ならばすぐにこなせるだろう。君に指定された位置を確認すれば早速運んでいて)私は紅花 巳鈴だ。(そう答えれば彼女はキャンパスを運び終えるだろう。同じ教室内で一つのキャンパスなのだからそこまで苦労はしない筈だ」〉一さん   (5/18 20:58:54)


彎蜿 一> 
「…そう?中には聞きたがる人もいるから…」(【洞察】君を仮面越しに見つめた。君の動きを見つめていた。君の表情を、君の一挙一動を。)「…君は、優しいね。」(そうして、そう自分の中で結論を出せば、君が例え否定しようと、怪訝そうな表情をしようと─つまるところ、君が何をしようと言おうと彼は君を優しいと言い切るのだ。)「巴鈴、ね。…うん、覚えた。──運んでくれてありがとう、助かったよ。」(カタン、と。君がキャンパスを運び終えると同時に彼も散らばってしまった筆を片付け終える頃だろう。)(【思考】演じていた声を見抜いた君は、きっと演じれば警戒するのだろう。)「─また、助けが必要な時、巴鈴がそばにいたら頼ってもいいかな?」(─嘘じゃないよ、演じてもいない。心の底から君という“人間”を愛しているからこそ─この言葉は、本心からの。)(──────仲良くなりたいという、彼なりの愛の言葉。)>紅花   (5/18 21:16:26)


紅花 巳鈴> 

「そういのが好きなやつも少なくはないからな。(運び終えれば立て掛けていたスケボーを手に取って)普通だろ、わざわざ廊下を移動してるときに話しかけられたんだ。それで手伝わないほど人が終わってるわけじゃねぇからな。(感謝を述べられればそのように答えるだろう。実際君が声をかけなければ手伝うことは無かっただろう。)別に構わないが…美術部の奴に助けてもらえよ。私だって毎回ここを通るわけじゃねぇし自分の事で精一杯の事もある。見るところ助けられること自体は嫌そうじゃないからな。そっちのほうが確実だろ?(ここは美術室であり時間帯的に君は美術部の一人だろうと予測して、確かにそばにいればキャンパスぐらいは運んであげるが毎回ここを通るわけではないしこちらも自分の事があるためそのように言って」〉一さん   (5/18 21:23:39)


彎蜿 一> 
「僕は美術部の部員ではないからな…美術部に知り合いがいる訳でもないし。─あれは、授業の課題で…僕だけ遅れてるから今日は開けてもらっただけ。」(ちらり、と描きかけのキャンパスを見る。他の人はもう完成しかけているのに、彼のだけはまだ描きかけで─少しだけそれが、歪な物に見えるかもしれない。)「でもそっか、巴鈴は、声をかければまた助けてくれるんだね。」(─少しの、間。)「……………ここに来てから、本当に、…僕のことを、避ける人が少なくて、僕は、」(それはまるで、思わず溢れた心の声のように、小さく。カラスが一声鳴けばきっとかき消されてしまっていたであろうそれは、静かな美術室にやけに響いて、きっと君の耳にも届いたことだろう。じっと描きかけのキャンパスを見つめる彼が何を考えているかは分からない。)(──けれども。)「…あっ、そうだった。僕の名前ははじめ。呼び方は何でも。」(─それは、喜色だった。)「ここで会ったのも何かの縁だし、これから宜しくね。…手伝ってくれたお礼に、また会えたらジュースの1本でも奢るよ。」(─それは、確かに【事実】であった。)「…だから、…また会った時も、こうやって普通に話してくれたら嬉しいな。」(─彼は間違いなく、君との出会いを、喜んでいた。)(─────君という【人間】と出会えたことに、──。)>紅花   (5/18 21:43:02)