平山 平治>
(ネットをみたりテレビをつければ"ヒーロー"の話題を嫌でも目にした。かつて彼が憧れた光、この街を守る正義の味方。理解はしている、彼ら彼女らのようにはなれない。ディスコードというやつも持っていなければ、何か特別な物を持っていなかった。だからこそ諦めた。テレビの中のヒーロー、学園の中の能力者達。これは自分には関係のない話だ、そう関係のない話、関係のない話……)「チッ、いってぇ……」(誰よりそう考えていたはずなのに、彼は柄にもなく触発されていた。何か自分にもできることがあるのではないか?かつて見た夢に近づけるのではないか?そう、少なくともこの日は考えたのだ。体を鍛えようと、拳を振り上げては壁に叩きつける。知識なんかないからやれる事は全部思いつきでしかなく、結果として、彼の今日の成果は拳を痛めただけに終わった。熱が冷めれば虚しくなるもの。落ち着いた脳は"なにガキみたいな馬鹿なことやってんだ"と今日の自らの行動を罵る。重たい足と腕を引きずりながら、包帯を求めて保健室の扉を乱雑に開いた) (5/27 22:03:40)
ほりしぃ>
「………………………ッたくこの保健室品揃え悪すぎますね。ちゃんと補充しときやがれください全く……………………」(貴方が入るほんの少し前、どうやらその室内には『先客』がいたらしい。西日が差し込む放課後【4時30分】。その小さなルクレルク人らしき女は棚を漁り、残り少ない巻数の包帯を手に取りながら独りでに文句を呟いた。…………というのは、彼女もまた怪我をしてここにやってきたのだ。手袋を外せば露呈するは手の甲、打ち身。内出血の中の、乾きかけた血と体液の滲み。まるで手の甲を何かで打ち付けられたような痕はもう古くなった包帯の隙間から露出している。とっとと巻き直したいところだと、彼女は包帯を解こうとしたその時だ。 ) (──────────ガラッ!!!)(と。)(扉が、開いた。その勢いの良さに彼女は思わず肩をビクつかせ、彼女は音の鳴る方へとジロリと視線を向けるだろう。そこにいるのは男、……………耳を見れば『ニンゲン』であることは容易に想像がつく。だからこそ。)「……………おいデカブツニンゲンッッ…………!!!もっと扉静かに開けられねェんですかァ?????クソほど耳障りなんですケドッ!!!!!!!!つうか大体───…………」(彼女はあからさまに顔を顰め、怒鳴った。 立ち上がるや否や、包帯を巻直す前に手袋をはめ直せばスカートの皺を伸ばすようにパッパと整え、貴方の方へと身体を向け歩み寄るだろう。身長差凡そ30センチ。こんなチビに出会い頭ここまで文句を言われる筋合いは貴方にないと言うのに。 腰に手を当てる彼女は、貴方を睨み上げ、どういう了見だと言わんばかりに次の言葉を………………………)(………………………言う、その前に。)「………………………、……………」(ジィ、と貴方の手の甲を見やる。…それは貴方がやってきた本来の理由だ。滲んだ血痕、素行の悪そうな男の怪我。 …………転んでついたわけじゃあるまいに。訝しげな表情は言わずとも、『何したんだ』と言いたげなのは明白である。 ) (5/27 22:35:04)
平山 平治>
「うっっるせぇ……扉を開ける音よりどう考えてもテメェの声の方がでけえだろうが」(先客がいた事に、彼は腹立たしそうに眉間に皺を寄せた。目線を下げていけばそこには小さな少女が立っていた。あからさまに顰められた顔、ついている耳は普通の人ではない。長い耳の人種、確か……なんだったか。それを思い出すよりも先に、彼の鼓膜を大きな怒鳴り声が貫いた。眉間の皺はより深くなり、面倒くさそうに顔を逸らす。まただるそうなやつが先客にいたな、なんて内心でぼやいている間に彼女はツカツカと歩みよってくる。無視しても良いのだが、怒鳴り込んでくる性格的にそれをすればより怒らせる事。つまりは、また怒鳴られるだろうことを彼は察した。少し溜息を漏らして、彼女の方に顔を戻していく)「…………?…………………………なんだよ、言いてぇ事があんなら言えや」(訝しげな表情でじっっっと黙って見つめてくる。その様子から何したんだと言いたげ、なのは途中で気づいた。先程と打って変わって静寂。彼も黙って、何が言いたいと表情で訴えていた。どれくらい時間が過ぎたのか、いや全く過ぎてないのかもしれない。先に沈黙に耐えられなかったのは彼のようで、首の後ろを怠そうに叩きながらそちらに話を促した) (5/27 22:55:50)
ほりしぃ>
『………?…………………………なんだよ、言いてぇ事があんなら言えや』「…………………………、………」(【彼女は人間が主食である】)(思わず見入ってしまったのは言うまでもない。身体に刷り込まれた本能。反射的に 溜まる涎と きゅぅ……………と鳴る喉。でもここは『学校』だから。それに彼女はこの間、とある男子生徒と約束をしていた。それは、『人間は救いようもないクソしかいないことを証明する』こと。失礼な話をするようだが、見るからに貴方は『素行が悪そう』。その怪我だって〝転んだ 〟と言うには無理がある。『ヒト(ヒーロー)はクソ』であることを証明するにはまず ニンゲンという種族を知らねばならないという手前、す『いかにもお行儀悪そうな貴方』が、彼女の狙い目………標的というわけだ。本来ならばいい餌が手に入る絶好のチャンスであったが、その本能をバレないように密やかに、こくりと口に溜まった涎と共に飲み込んだのならば口にする。)「…………………ねェオマエ、それ何したんです?」「……………………………もしかして【⠀ 喧嘩 ⠀】でもしましたァ…………????見るからにオマエ、短気でお馬鹿ちゃんそうですもんねェ~~………………………オマエ。」「ヒトでもばかすか殴ったんです???? 」(彼女の口元は僅かににやけていた。そうだと言って欲しかった。 自分の感情に任せて人を傷つけましたと、そう言ってくれたら。〝ヒトはどうしようもない生き物 なんだ〟と、安心できるから。後ろに手を組む彼女は、じぃ………………と貴方の顔を覗き込む。ほら早く言えよ、と言わんばかりに。) (5/27 23:13:59)
平山 平治>
「ッ……お前、絶対性格悪いだろ。ぜっってぇ嫌なやつだろお前」(ライセンス危機察知、彼は自分に迫る危機に関してはかなり敏感だった。それはほとんど感のようなものであり、虫の知らせであった。彼の予感は今までにないくらい"逃げたほうがいい"と知らせてくる。しかし信じがたい。目の前の少女に?見たところ人外というわけでもないのに?まさかディスコードとやらだろうか?疑問が頭の中で羅列されていく中、彼女は沈黙を破った。それはーー……どう考えても彼を馬鹿にするような内容であり、初対面とは思えないほど下に見ているのが丸わかりなものだった。疑問や警戒が頭の中から消えていき、代わりに浮かんできたのは"なんだこの女"という苛立ちのようなものだった)「つーか、テメェに関係ない話だろ。いいーからそこどいて、俺に包帯を取らせろよ」(勿論彼は喧嘩などは、する事もあるだろうが今日はやってない。"ちょっと諦めた夢を思い出して、ヒーローになれるかもと壁を殴って鍛えてました!"……などと言えるわけもない。冷静になればなるほど黒歴史になりそうで、その上やり方もバカのソレだ。それを、どう考えても人より何倍も馬鹿にしてきそうな目の前の女に話すだろうか?少なくとも自分は話したくない。彼は何をしていたのか一切口にせず、不機嫌そうに吐き捨てていた) (5/27 23:31:03)
ほりしぃ>
「はァ゛…………………??????!!!!?嫌なやッ…………………ッッ゛~~~~~~!!!!!!オ、オオオオマエ、ッ……オマエェ~~~~~~~ッ!!!!!!よくもまあそんなッ!!!!!!!オマエなんかッ、オマエなんかッッ…………………!!!!!」「ッ……………ッ………………」「……馬鹿ッ!!!阿呆ッ!!!!」(貴方の直感は正しかった。彼女は嫌な奴である。絵に書いたような悪役である。しかし、しかしだ。 今彼女は『ニンゲンを知るための強化月間』 に入っている。食べようとしなかっただけまだマシだと思って欲しいぐらいだ。 …怒っちゃダメ、怒っちゃだめ。冷静に、冷静に。彼女は握りこぶしを作り顔を赤くしながらフルフルと震え、なるべく、なるゥ~~べく抑える。 自分からは煽るくせに、ちょっとでも攻撃されたらこの有様だなんて全く笑える話だ。) 『つーか、テメェに関係ない話だろ。いいーからそこどいて、俺に包帯を取らせろよ』「……………ッ、ハイハイもういいです。ほらとっとと行けばいいじゃないです──────────………」「…………………ぁ。」(…やっぱり話、聞こうとするんじゃなかったな。なんて、諦め半分投げやりに彼女は場所を開けて貴方に包帯を探させることを促すだろう。しかし、彼女はここで思い出す。今、こうして手に持っている包帯が、〝最後の1個 〟であることを。 貴方は今、包帯を探しているだろうか。もしも見当たらなくて、こちらを見たとしたのならば。)「………………………………」(にまァ~~~~~~~ッッッッッ♡♡…………と笑って包帯をひらひらぁ~~っと、チラつかせるかもしれない。)「 ……………………でェ……………????〝なんで包帯が必要なんでしたっけ? 〟」 (やっぱり喧嘩?人殴りましたーーーとは言いずらい???まさか貴方が『ヒーロー』になりたいからだなんて、彼女はそんなの知る由もない。性格悪いと言われて、当然だ。) (5/27 23:51:00)
平山 平治>
「お前なぁ〜……人の事短気で馬鹿って言っといてキレんじゃねぇ、そっちのが短気じゃねぇかばぁかッ!!」(彼女の言う通り、彼は短気だし間違いなく馬鹿でもある。本来言い返し用のない事実なのだが、彼は目の前のこいつにだけば言われたくないと、心の底から思っていた。彼は先程の虫の知らせを忘れて言い返すだろう。君が馬鹿というなら、彼も馬鹿と返していく。しかし時計を見ればハッとして、煽るのを止めた。正直大分、すごく、いやもの凄くムカついてはいる。しかし当初の目的は包帯の確保と、拳のテーピングだ。これ以上構ってたら保健室が閉まってしまう。家に包帯なんかないし、普段フラフラしている彼が必要以上の小遣いなど貰っているはずもない。お情けで食費くらいは貰っているが、包帯を買う余裕は正直なかった。なので、勝手に学校の備品を使わざるおえない。気を取り直し、包帯を探すのだが……)「あ、ちょっ、テメェなんの嫌がらせだよ!?くそっ、ああもう喧嘩喧嘩!喧嘩したんだよ!ほらもうこれで良いだろ」(ない、棚をひっくり返しても見つからない。切らしてんのかよと舌打ちし、仕方なく後ろを振り返った。そこには凄く凄く楽しそうな……人によっては可愛いとこぼしてしまうくらい、彼にとっては性格が悪いと言いたくなるくらいニヤついた彼女の姿。その手には包帯が握られていた。何故か彼女は包帯を求める理由を欲しているらしい。この上なく面倒くさい。しかし考えてみよう、わざわざ本当の事を話す必要はない。喧嘩したと言えばそれで終わるかもしれない。彼は見てわかるくらい適当に、どう考えても面倒くさいから言いましたって態度で喧嘩してきたと嘘を吐くだろう) (5/28 00:13:08)
ほりしぃ>
「あ゛ーーーーーッ?!?!?!オマエめんどくさくてワザとはぐらかしてやがりますねッ?!?!!!!!!???!!!!な゛ァ、もォそれじゃあ意味がねェんですよッッ!!!!!!!何が『これでいいだろ』ですかこの馬鹿ッッ!!!!!!!!」(見てわかる通り、貴方は『投げやり』にウンザリとして返答していた。無論、心理学を持っていなくてもそれが『この場を切り抜けるための安っぽい布石』だと言うのは言うまでもない。彼女は包帯を後ろに隠しては後ずさって睨み付ける。)「 良~~~~~ィですかァ~~~~~~??????? こんなことしたくてほりしぃはオマエに時間を割いてるんじゃねェんですッ!!!!!!!ほりしぃはやっぱり『ニンゲンはクソ』だって、『ヒーローはろくでなし』だってコトを証明しないといけなくてですねェッッ゛…………………」「…………………、……………?????」(彼女は言った。それは貴女からしたら【不可思議】なことであるかもしれない。証明?誰に、なんのために? そこを知らなくったって、彼女があからさまにその『2つ』に異常なまでの嫌悪感を抱いているのは文字通りの馬鹿でも分かるほどの言い様だ。『ヒーローは弱い奴の、可哀想の味方』。その当たり前がこの間、脆く崩れかけそうになった。足場が崩れちゃ立てやしない。当たり前が壊れることが怖い。だから、いかにも『素行が悪そうな貴方』に聞くことで、建て直そうとしていたのだ。ニンゲンが『悪いやつしかいない』ことを、『下等』であると、証明して欲しかったのだ。)(だが、ふ、と。彼女は止まった。止まって、あなたをジィ、と見た。)(ここは『ヒーローを育てる学校』。………………貴方はそこに、入学している。)「………………………………………」「………………………………………………オマエ。」「…………………………そもそも、……………………なんでこの学校に『居る』んですか。」「………………喧嘩って。『ヒーローがいかにも嫌いそうなこと』じゃ、無いですか。」 (今更ながらにポツリと聞いたこの台詞。…貴方はまた、めんどくさいとはぐらかすだろうか。) (5/28 00:42:31)
平山 平治>
「うるせえなぁ……そもそもお前何企んで………………"俺はヒーローじゃねえ"」(ヒーロー、かつての自分の憧れかつての自分の夢かつての自分の光。自分もあの人達のように生きたい、あの人たちみたいに弱い人を守れるようになりたい。でも、ディスコードが使えない。使えない、使えない使えない使えない使えない使えない。他のみんながヒーローになる事を期待されていても、なっていたとしても、ならない選択をするとしても.そもそもその選択肢を与えられなかった。"彼は一般人だ"人々の声援を受けて途方もない力を得る、なんてことはない。カミサマの聲は聞こえない、ディスコードを複数扱えたりしない、運命を覆すような事は出来はしない。特別な血統でもなければ、機械やカミサマでも突然ない。ただの一般人であり、能力が使えないカカシ。エキストラ。捨て駒。)「…………帰る、じゃあな」(能力がなくてもやれる、なんて幻想だ。それは嘘ではないのだろう、でも本当の事でもない。彼はこう考える。努力すれば強くはなる、でも能力があればその努力以上の力を出せる。『なんでこの学校に居るんですか』全く持ってその通りだ。半年前はディスコードなんか皆持ってなかったさ、でも今は違う。自分は置いてかれる、自分は追いつけない、自分は憧れに近づけすらしない。『なのに何故ここにしがみつく?』答えは出ない。"威圧"君は彼の威圧に怯む事はないかもしれない。それでも何か、地雷を踏んでしまったのは、理解できるかもしれない。それを笑ってもいい、馬鹿にしてもいい、何か思うことを話してもいい。どうしたとしても、彼は何も返さずにここを出ていくだろう) (5/28 01:05:23)
ほりしぃ>
「………………ッ……………………」 (【威圧】)( 彼女はそれに対抗するライセンスを持っていない。 腹の底が冷える感覚、足がすくんでしまいそう。こんなの初めてだった。言葉が出なかった。………視線が切れたのは貴方の『帰る』の一言が出てから。貴方はこちらに背中を向け、保健室を後にするのだろう。 )「………………………、…あいつ 、なんなんですか……………………」 ( 『ヒーローなんかじゃない』って。どういう意味だったんだろう。皆がヒーローになることを望む学校で、どうして貴方はあんな顔をして突き放したのだろう。確かに貴方は自分を『嫌な奴』だと言った。バカと言えばバカと答える単純さを持ち合わせていたはずだった。)「……………………………、…………………………ぁ。」(……ふ、と彼女は手元を見た。そこにはたった一つの包帯。そういえば貴方は怪我をしていた。でも。自分だって怪我してるし。それにあいつ、多分嫌な奴だしと。悶々とする事凡そ5秒。)(──────────そして。) 「……………ッッ゛…………………………………」(走り出すまでおおよそ2秒。貴方に追いついたのは何秒後だっただろうか。 カツンッッ!!!!!とハイヒールを鳴らしたのならば彼女は貴方の目の前に立ちはだかり、ツカツカツカ、と歩み寄るだろう。そして乱雑に手をとることができたのならば、貴方の手に包帯を無理やり握らせるかもしれない。) 「……………………ッ……………………………」 (それは明らかに、〝 申し訳ないことをした〟と思って追いかけたとは言えない表情だった。何も言わずに睨みあげる顔は、『納得がいかなかった』と言わんばかりだった。何がいけなかった?貴方は何を考えた?なんで『ヒーローなんかじゃない』?)(… 言いたいことを今日のところは全部飲み込んでおきましょう。包帯を渡したのだってただの気まぐれだ。貴方から何かを言われる前に、走って逃げたのは彼女の方から。)(劣等に苛まれるあなたと、劣等を呪う彼女の話は、……………また今度近いうちに。)〆 (5/28 01:22:23)
平山 平治>
「やっっとか、眠い……」(退学にならない程度に通学、面倒くさい補習などを終えてやっとの解放。とはいえこれからやる事は特にはなく、彼のこの後の予定は白紙だった。とっとと帰るか、或いは街を当てもなくふらふらするか。しかし、今日はどちらも面倒くさい気分だった。単純に眠いからか、酷い倦怠感で眉間の皺がいつもより深くなっていく。こうなれば保健室で勝手に休憩を取るか、しかし先日のことがある。苦手なタイプの女、包帯を一方的に渡されてから一切出会わない。会いたいと思ってはいない、前の出来事からなんとなく顔を合わせたくないから。体のだるさと会いたくない相手を天秤にかけて、暫く悩んだ末に保健室の方に足を向けた。柄にもなくゆっくりゆっくりと扉に近づいていき、中の様子をのそりと伺う。どうやら彼女がいないなら入ってしまおうと考えたらしい。しかしでかい図体は廊下から見れば怪しさしかなく、保健室内から見れば隠れられている気になった彼の顔が思い切り見えているだろう) (5/31 21:25:10)
ほりしぃ>
(──────────カツリ、コツリと義足とヒールの入り交じる音。彼女は長い長い髪を揺らし、生徒達の喧騒を背景に歩みを進めていた。 彼女の目的地はいつもながらに図書室に行くこと。高い高い書物の塔を積み立てて、知識を得ることこそが日課だった。しかし、目的地の場所に行くには【保健室】の前を通らなければならない。と、なれば当然…………………………)「……………………………………」(こちらから見れば大きくガタイのいい図体を丸めながら保健室内を覗く貴方が見えるわけで。こちらに警戒して視察しているとは露知らず、『あいつは一体何してんだ』と思う反面、つい先日のことをふ、と思い出す。)(『─────"俺はヒーローじゃねえ〟───』)(あの言葉にはどんな気持ちが乗っていたのか。『なんでこの学校にいるのか』その質問から逃げたのか。………………そんなの、別にどうだって良かった。だって貴方は下等なニンゲンなんだもの。あんなやつはほっとけばいいし金輪際関わる必要だってない。なんなら食っちまえば済む話。)(………………なの、だけれど。)(彼女の足先は、気付けば貴方の方へと向かっていた。そしてきっと貴方からしたら、それは『突然』と言うに相応しいことだろう。)「…………………………、………………おい、〝 デカブツ〟。」(突如後ろから、ツン、と高飛車そうなあどけない声色。振り返れば貴方が最も逢いたくなかったであろう少女が1人。腰に手を当て見上げる姿。)「………………………………オマエ、何してんですかこんなとこで。……………………また怪我ですか。」 (………………声をかけたのは罪悪感から?それとも気になっちゃった?或いは………………分からない、分からない分からない。けど、彼女の声色は心做しか、前より落ち着いている気がする。) (5/31 21:53:48)
平山 平治>
「今日は居ねえ見てぇだ……チッ。んだよ、お前も保健室に用事か?」(中にいない事を確認して、思い切り扉を開けようとしたそのタイミング。聞き覚えのある声に驚き、扉がガタンッと大きな音を鳴らした。そのままゆっくりと振り向き、視線を下の方に下ろしていけば避けようとしていた相手がまさにそこにいた。舌打ちを隠そうともせず、また少し居心地の悪そうな顔。ぶっきらぼうなものいいと共に腰に手を当てる少女を見下ろした)「怪我は、してねぇよ。単にほら、あれだあれ……授業で疲れたから休みにきただけだ。テメェはなんだ?サボりにでもきてんのか?」(以前の帰り際のような威圧感は発していない、しかし落ち着かない様子ではあった。それは彼女に最後に聞かれた言葉が頭の中に残っているからだろうと、彼は自覚している。本来ならば無視するところではあるのだが、無視しなかったのは逃げていると思われたくないという、ちっぽけなプライド。そして、目の前にいる少女が以前より落ち着いていた気がしたからだ。少なくとも初対面で煽り倒すくらいの勢いはあった。今日はその時とは雰囲気が違う、だから少し気になったのだろう) (5/31 22:08:19)
ほりしぃ>
『怪我は、してねぇよ。単にほら、あれだあれ……授業で疲れたから休みにきただけだ。テメェはなんだ?サボりにでもきてんのか?』「………………………………………はァッ????オマエなんかと一緒にされる道理なんか………………………………………………」 (……彼女は貴方の発言に、思わず睨みを聞かせて反論した。誰がサボったりするもんか。彼女は勤勉である。しかし今こんなところで小競り合いをして先日の二の舞になるのは避けたい。口篭る彼女はその目を伏せて、指先をいじりながら呟く。)「………………………………………ほりしぃは、……………………、サボりとかでは、なく。…………………」「図書室に行こうとしたら、たまたまオマエが……………………………………居て。」「…………………………、…………」「……………………………………だから、………………………………その…………………………」「……………………………この、間の、…………ぁ、の…………こと、……………の、………」( 出会い頭以降、彼女は貴方と目を合わせることは出来なかった。別に何か威圧されている訳でもない。けれど何故か、舌が張り付いたように次の言葉が出てこない。誤魔化すように俯いた際に垂れた長い髪を指先でモニョモニョといじる彼女。だって言えるわけないじゃないか。〝この間のこと気にしてないかこっちが気になっちゃった〟だなんて。彼女も初めてだったんだ。今まで人間に罵声を浴びせられたって 、臆することなんてなかった。でも貴方の帰り際。想像を絶するような酷い言葉を言われたわけじゃない。でもただ、何となく、何となく。引っかかってるんだ。 )(どれもこれも、餌でしかない人間達に興味を持った、自分のせい。彼女の今の様子は、さしずめ〝 親の機嫌をぶっきらぼうに伺う子供〟である。)「………………ッ………………、………ああもう、焦れったい………」「……………………──────────【ヒーロー】が大嫌いなんです。ほりしぃは。」「でもこの学校は、ヒーローを目指す輩が腐るほどいるじゃねェですか。」「……………、…っ、………………………だから。逆にオマエがどうして、……………………『ヒーローを目指さない』のか。………………気になったんです。」「…………前、手ェ怪我したのが喧嘩だなんて…………………くだンねェ嘘をついたのだって、訳分かんねェし。」 (だが、その言葉を留めて事なきを得る選択ができるほど、彼女の心のキャパシティは広くない。少しばかり言葉足らずだった先日に付け加えるように吐き出されたそれらは、彼女の心中。彼女はヒーローを毛嫌いしている。寧ろそんな彼女がこの学校にいることの方が違和を感じることじゃないか。)(下手くそな嘘と どこにも見当たらない時計。)(……………………彼女はあなたの方をまだ、見れない。) (5/31 22:44:56)
平山 平治>
「あぁん?じゃあなんでここに…………くそ、調子狂うじゃねえか。んだよ、なんか言いてえなら早く言え」(売り言葉に買い言葉。このまま言い争いになる、と思っていた。合わない視線、勢いが死んでいく声色。彼はその様子を見ながら、片眉を上げて黙っていた。何かを気にしているんだろうと理解できる、大方何が聞きたいのかもなんとなく察しはつく。【だからもう、はやく言ってくれ】そんな機嫌を伺うような子供のような目で見られては怒るに怒れない。どうにも調子が狂う、どうしようもなく居心地が悪い。焦ったいと呟く彼女に対して、なるべく声色を落ち着かせて話を促した。どうせ聞かれるなら、後になろうが今話そうが変わりないのだから)「やっぱりその話かよ。面倒くせぇ……その話はな、半年前に終わったんだよ。聞きたきゃ聞かせてやる、俺はその時まで夢も忘れてた」(【聞かれたくないなんて以前の時に察せるだろう?何故俺にそれを聞く?】彼は間違いなく苛立っていた。反面、彼女の様子が茶化すような雰囲気じゃないのも察していた。聞かれたくないのをわかっていて聞いているのだとも。聞かれるだろうとも予想はしていた。深い深い溜息がこぼれ落ちて、渋々という形で語り始めるだろう。この学園が変わった、そんな事件。それが起こるまで皆一般人と変わりなかった、ディスコードなんてない特別技能を持っていたわけでもない。そして自分は高校生、ガキの頃の憧れや夢など忘れていた。ヒーローになる、なんて本気にしていなかった)「この半年間で世の中ぜぇんぶひっくり返った。俺が憧れてたヒーローとやらは次々消えた。この学園も変わっていった……どいつもこいつもディスコードなんて能力を手に入れた。でもよぉ、俺にはそんな能力なかったのさ」(憧れの消滅という絶望。次代のヒーローになるという忘れていた夢を思い出し、そして呆気なくそれは消えた。そこから全て変わった。昨日まで話していた友人たちも、影の薄かった窓際の生徒も、大嫌いな人も!皆何かしら能力を手に入れた。自分には、それはなかった。結局のところ拗ねているのだ。自分に与えられなかったこと、置いていかれた事、資格がなかった事に。かつて憧れた彼らのように自分の好きだった街を守れるそんな、そんな存在になれなかった事に) (5/31 23:13:41)
ほりしぃ>
(…貴方は倦怠感に塗れた灰色の記憶を、煙草の煙替わりに吐きだした。貴方と言う人間は、粗悪に見えて案外良く、人のことを見ている。彼女が言い淀む様を急かさず、彼女が聞いたあとも逃げ出さず、子供だと、言葉通りに〝 面倒臭い〟と軽くあしらうこともなく出し惜しみをしなかった。もう、半年も前になる。雨の中、貴方の憧れたヒーローは次々と消えた。そこで立ち上がったのがヒーローの卵、コード専門学校の生徒達だ。生徒たちは皆時計を手にして『ヒーローの担い手』となって言った。ある人間は『何かをこよなく愛し』ある人間は殺したくなるほどに何かを『呪う』。そんな強い感情が結びつき、ディスコードが生まれた。ディスコードとは理想の具現化、レッテルの象徴。)(【⠀しかし貴方にはそれが存在しない】)(普遍、普通、平凡、一般、エキストラ。物語の『背景』なんだと。)(…………ヒーローに、〝なりたかったんだ 〟なんて。聞く人によっては情けない話だったかもしれない。貴方を負け犬の遠吠えと、逃げ出した出来損ないと罵る瞬間は、貴方自身が1番手を買って取っていってるのかもしれない。)(…………しかし。)「…………………………」「………………、………………」「、…………………そう、ですか。」( 最後まで口出しをせず、話を聞いていた彼女は。何故かどこか、〝安堵感 〟を含んだ表情で、ひとつの相槌を零すのだった。 その気持ちは、分からないでもなかったんだ。⠀【HO1・アポリア】 彼女はこれ以上成長しない。どんなに勉強しようがどんなに鍛錬を積もうがどんなに努力をしようが その努力(ライセンス)が実る日は永遠に無いんだろう。【カミサマにならなくちゃ】その望みから彼女は随分と遠くにいる。 人が当たり前として美味しく食べる食事もとったことがない。まだ、お友達と呼べる人も居ない。 ディスコードはあるけれど、この名目は『劣等』。彼女にとってはこの上ない最悪のレッテルだ。)「…………………………〝 オマエみたいなのも〟居るんですね。この学校。」「……………………、…………………怪我をしたのは、〝 鍛えようとでもしてた〟ンですか。」「……………………………ふゥん。」(……零すのは一つだけだ。)「…………………………………………────────〝 ズルいニンゲン〟ばっかじゃないんですね。」 (6/1 00:21:08)
平山 平治>
「知りたい事は聞けたかよ?ああそうさ、俺はただの…………なんだ、その、顔?なぁ、やめろよ」(吐き出せるものは全て吐き出した。そう、彼は一般人だ。他の人たちの身に、心に刻まれた一本の芯。何かに対する強い愛も深い憎悪も彼には存在しない。強い劣等感と絶望を持っていても、心に"諦め"がある。彼は自分がただのエキストラであることを、心の奥底で認めてしまった。他の誰より、自分自身でそう思っている。それ故に……だけど、それでも、だからこそと奮い立つ事ができない。そのくせ完全に諦めて納得する事すらもできない。"普通"の人なのだ。どこまでいっても、中途半端な人間なのだ。それなのに、なぜ、彼女は安堵感すら感じる表情を浮かべている?そこには見下しているとか、馬鹿にしているという感情は含まれていないように見えた。なぜ?彼の頭は?で埋め尽くされていく)「…………意味わかんねえよ。一人でなんつーか、うまく言えねえけど、納得してスッキリするんじゃねえよ」(彼は君のことを何も知らない。だから、いや知っていたとしても同じかもしれない。君の言葉の意味を、理解できないでいる。誰よりずるい人間だ。完全に抜ける事もできなければ、ちゃんと向き合うこともしない。半端に一般人である道とこの学園の生徒である道を行ったり来たりしている。それなのに、『〝 ズルいニンゲン〟ばっかじゃないんですね』なんて、彼は自分に向けられるべき言葉ではないと感じていた) (6/1 00:42:51)
緋染 陽>
◾︎「!、!!」(ポーカーフェイスが得意でない少女の表情は言うまでもなく輝いていて、先程から目の前に広がる光景にキョロキョロと忙しなく視線がさ迷っていることでしょう。)(久しぶりです、久しぶりなんです!両親に幼い頃連れて行ってもらって、それからお友達と数回。恋人と行くなんてロマンチックなことは経験したことないけれど、コード専門高等学校に入ってからは来る機会がなくて。だからとってもワクワクしています!)(今にも走り出しそうな少女はもう子供じゃないんだから、と頑張って自制しているようにも思えたでしょうか?)「ッ〜…!!楽しみましょうね、平山くん!」
(一歩後ろを歩く貴方に、少女は声をかけます。)(同じ17歳同士。貴方はサボっているけれど、少女はちゃあんと同じクラスメイトのことを覚えています。それでいて、貴方が清掃ボランティアをしているらしくて。遊びたいなら1人生徒の監視をしてね、みたいな話を小耳に挟んだので、誘ったわけです。)(まるきり知らない人よりも、多少なれど知ってる人の方が気楽かな?と思った結果なのですが、貴方は迷惑に思っていないでしょうか。ほんの少しだけ不安を抱えながらも、でもそんな不安は遊園地を前にすると飛んでしまいました。)(少女は何から乗りますかっ?と入口で配られていたマップを開いて、貴方に見せました。)>平山くん (6/10 22:16:34)
平山 平治>
「……お前さぁ、いや助かってんだから文句言えた立場じゃねぇけどよぉ。よく俺を誘おうとか思ったよな」(調査という名目の遠足。それをみんなが楽しんでいる横で補修がわりのボランティアをやっていたのが彼だった。『テーマパークなんだから笑顔じゃないと困るよ!』そんな事言われても作り笑いは得意じゃない。引き攣った笑顔を見せないように俯いて、時折周りを監視していた。そんな中声をかけてきたのが貴女だった。彼は正直貴女のことをあまり記憶していない、クラスメイトって言っても興味が薄いというかあまりクラスにいないというか、寝てばかりだったというか。急に話しかけられた時は誰だテメェという言葉が喉から這い上がりそうだった位である。解放されて助かったものの、彼の中で貴女は変わった奴と認定されていた)
「へいへい、楽しめたらいいけどな。監視役のお前についていくから、好きなの乗れよ」(何乗ります?なんて言われても、遊べると思っていなかったので下調べも何もしてない。ここに来るのも正直初めてだ。任せるほかない。『というか一応パトロールなの覚えているのかこいつ』ヒーローの真似事とか、馬鹿らしいけれどと思いながらも、行き先を任せた上でちょくちょく周りに目を向ける) (6/10 22:28:38)
緋染 陽>
「わたし、皆と仲良くしたいんです。」(ふんす。少女は意気揚々と語りだします。)「例え馬鹿にされたって構いません。わたしの目標です。だから、平山くんとも仲良くなりたいんです!」(貴方を見て、少女は笑います。)「ふふ、なので覚悟しててくださいね!この遊園地で平山くんにたくさん質問しますから!仲良くなるためには相手のことをたくさん知るべきだって、教えてもらいました!」(おーっ、と少女は元気よく手を挙げて、そして地図とにらめっこを始めます。)(数秒、いえ、1分程でしょうか?それくらい経った頃、少女はビシッと地図を指さします。)「ここ!ここに行きたいです!!」(少女が指さした場所はお子様も乗れるジェットコースター。)(…そうです、少女はちょっとだけ怖がりです。なので別にこれで少しずつ慣れようとかそんなこと思ってませんよ?ほんとです。…ほんとですったら。)>平山くん (6/1022:37:41)
平山 平治>
「そいつぁ、結構なこった。ま、明日には退学かもしれねぇけどなぁ……質問とかやめろよ面倒くせぇ」(ニコニコしてて、皮肉だって通じるのかどうかわからない。彼の苦手なタイプだ、人の話を聞かない。或いは、聞いた上で自分の意見をぶつけてくるタイプだと彼はため息一つこぼした。『のーてんきというかなんというか、誰かが守らないと死ぬようなタイプに見える』……と考えても彼女はヒーローだ『ヒーロー様を一般人が守ることなんかあるわけない』つまりは、目の前の少女は自分より強いんだろうなあという考えをぼんやりと浮かべていた)「ジェットコースターか、絶叫系好きなのか?」(興味がある、というよりは何も考えずに漏れた言葉。単なる雑談ではあるのだが、ここでは珍しく彼から貴女の方に世間話が振られた。それを聞きながら、一歩後ろから貴女についていくだろう) (6/10 22:49:15)
緋染 陽>
「えっ、平山くん、何か問題起こしたんですか…!?ハッ、まさか授業をサボりすぎて…それはいけません!!単位の問題なら授業に出れば何とかなります!眠ってても…たぶん、大丈夫、なはずなので出ましょう!!」(どうやら少女の思考はひとり歩きしがちの模様。貴方の話を半分ほど聞いて、半分ほど聞いていないといったところでしょうか?)(兎にも角にも、貴方がサボる度に少女が迎えに来ることが確定演出してしまいました。閑話休憩。)「……ええっと、その、…好き、う、一応…好き?ですけどぉ…」(しどろもどろ。先程までの勢いは何処へやら。しなしなと萎れてしまった植物のように、少女は俯きがちになってしまいます。)「……その、乗ってみたいなぁって、好奇心はあるんですよ。ホントですよ?でも、でも…っ!!怖いじゃないですか!!」(そう言って少女は絶叫響き渡るジェットコースターを指さします。)>平山くん (6/10 22:57:11)
平山 平治>
「問題っていうか、俺が居ねえの知ってんだろ。……いい、やめとく、変なことすんじゃねぇ。これでもならない程度には出てるから気にすんな、マジでやめろ」(サボりすぎ、は否定できない。大丈夫か大丈夫じゃないか聞かれたら多分大丈夫じゃないからボランティアをやっていた。それは間違いないのだが、貴女に気を使われるという事になんとなく嫌な予感を感じていた。無理矢理連れてこられそうというか、サボっているのを知ったら先生を呼び出してきそうというか。とにかく面倒だ、今のうちにその件に関しては気にしなくて良いと念入りに釘を刺しておいた)「……そりゃあ"絶叫"マシーンなんだから、こえぇように作られてんだろ。わかってて選んだんだろぉ?なら早く乗ろうぜ」(幸にして彼の直感は特に嫌な予感は感じていない。怖いじゃないですか!と言われたので、それは当たり前だろうと真顔で頷く。そうなるよう設計されてるのだからそれはそうだ。彼は特に何も考えず、とりあえず乗ろうぜと足をすすめてしまうだろう。客はまばらという事なので、普段長時間待つジェットコースターも比較的に早く乗れるのではないだろうか) (6/10 23:09:47)
緋染 陽>
「……ほんとーに、単位が足りなくて退学しそうな時とか、わたしの機嫌によっては呼びに行きますからね。」(じとり。訝しむような、怪しむような視線を少女は向けます。たかがクラスメイト。されどクラスメイト。1人でも欠けたら寂しいじゃないですか。何よりも、一生懸命覚えたのに、それをいつか忘れてしまうのが…ほんの少しだけ、怖かったり。)「ひょえ…何なんですか、平山くんの心臓は鋼ですか…!?う、うー…いいですよぉ、ここまで来たんです。…覚悟を決めてやってやりますよ…っ!!その代わり!!!!」(相も変わらず一歩後ろを歩く貴方の腕を少女は取ります。その手は小さく震えています。だって、少女からすればジェットコースターに乗るのはそれくらい勇気のいる事なんです。)「ちゃんとわたしの隣を歩いてください!!!…怖いからじゃないですよ、ホントですよ。乗る時に2人ですって言って1人が後ろにいたらほら、キャストさんもハテナを浮かべちゃうかもしれないじゃないですか。…それだけです。はい。」>平山くん (6/10 23:24:48)
平山 平治>
「あーわかったわかった、覚えといてやるよ」(彼は不機嫌そうな眉間の皺を深くしながらも、それに対して頷いていた。退学になりたいわけでは、あまりない。学校にいたいかと言われても疑問ではあるけれど。いたくないけどそこにいたい、彼自身よくわからない感情だが、少なくとも今は学校を辞めるつもりはないようだ。)「テメェが乗りたいって言ったんだろ……?怖いって言っても死ぬわけじゃあないし、そこまでびびる事でもないつーか」(貴女のリアクションはなんとも不思議なものだ、怖いのになぜ真っ先にここを選んだのやら。腕を取られればなおのこと疑問が膨らんでいく、何せ誘っておいて手が震えているのだから。彼はその鋭い目をそちらに向けるだろう。しばらく黙り込んで、仕方ないという声色で"了解"と答えてくる。震えた手を振り払う事もなく、歩幅を合わせて歩いていく。優しさ、というよりは他生徒や従業員のいる場で面倒ごとになりたくないという様子だった) (6/10 23:37:20)
緋染 陽>
「…これでジェットコースターに集中出来ますね!!!……。…いえ、まさかパトロールを忘れてたとかそんなんじゃないですよ?」(いいえ、連絡が来るまですっかり忘れていましたとも。だからあんなにも無邪気にはしゃいでいた訳ですし。)(そろそろジェットコースターに乗る時が迫っているわけです。少女の心臓もドキドキ。ラブですか?あの子は優秀なので、わたしが何もせずとも大丈夫、なはずです。)
◾︎トゥルー・ラブを発動。雑木林に向かわけ、能力を発動します。【喧嘩をしている人達(ヒーローを除く)の身体能力を標準に落とすことは可能ですか?】>平山くん、よえちゃん(6/10 23:48:08)
》依江>
■身体能力標準化了解した!!形だけおおきくなった片腕に戸惑って、おじさんはまだまっすぐ立てずにふらふらしているよ (6/11 00:02:37)
平山 平治>
「そういうもんかぁ?……なんだ、仕事ならそっち向かえばいいんじゃなかったのか?」(理解できないという様子で頭をかきながら、貴女を見下ろした。小さくて、ジェットコースターにビビり倒していて、手まで震えていて。"普通の少女のよう"だなんて、一瞬でも思ってしまった。それが間違いだとはすぐに思い直した、先程までちゃんと考えていたじゃないか。彼女はヒーローで力があって、自分のような見掛け倒しではないのだという事を。彼女がディスコードを使ったというのは、なんとなく理解できていた。先程までいなかった少女が現れて、彼女の声を聞いて去っていったのだから。馬鹿馬鹿しい、何を勘違いしていたのか。ちゃんとしているつもりの自分より、彼女の方が、よっぽど)「…………ああ、そうだな。忘れてねえってのはさっきのでわかってるから、言わなくていい。もう少しで乗れるぜ」(拗ねているのを自覚している。そう、ただこれは拗ねているだけ。ただそれでも、羨んでしまう心がある。頭の中は冷めてしまう。どうしてこうも自分は、素直に活躍を褒められないものかと。自分自身に嫌気のようなものを感じた) (6/11 00:05:27)
緋染 陽>
「む…確かにお仕事は大事です。パトロールだって、ヒーローのお仕事です。でも、……」(きゅっと握られた手はもう震えてはいません。ただ、けれども。…どうしてだか、それが“大丈夫”であることとは、思えないでしょうか。)「………、…ヒーローになりたくて、確かにわたしはここに来ました。ありったけの勇気を持って。ディスコードを授かりました。それは、きっと一般の方からすれば素晴らしいことで、“ヒーロー”、である事だと思うんです。」(でも、少女は。)「………でも、わたしは、誰かを助けたことがありません。消防士の方とか警察官の方、とか。そちらの方々の方が、よっぽど人を助けています。お医者様の方が、沢山の人を助けています。」(……少女は。)「…ねぇ、平山くんにとっての“ヒーロー”、ってなんですか?ディスコードを持っていて、魔法のような、夢のような力を使って活躍することですか?」(少女、は。)
「…わたしは、………例えばのお話。…転んだ人からすれば、転んだ人に手を差し伸べる方が、ヒーロー、だとおもうんです。」(例えその人が消防士でも、警察官でも、お医者様でも、“ヒーロー”でもなくたって。)「そう、そうっ、だからですね!あの、ですね?」(─貴方の手をぎゅっと、両手で包んで真っ直ぐ見つめます。)「ッせ、先生が、パトロールという名目で、遊んできなさいって言ってくれたんです。だから、わたしは、この機会に…っ」─────「 平 山 く ん と 仲 良 く 、なりたいんですっ!!!!」(だから、お仕事は今はいいんです。)(だめ、でしょうか。)>平山くん (6/11 00:17:59)
平山 平治>
「でも、なんだよ…………そうだなぁ、そうだろうよ」(貴女の話す言葉はきっと正しいのだろうと理解している。彼はちやほやされたいわけではないし、人を助けるならば他の道を選ぶこともできる。その通り、その通り、全くもってその通りだ。『ディスコードを持っていて、魔法のような、夢のような力を使って活躍することですか?』そうだって言えばどんな顔をするのだろうと、彼女を見下ろす。自分の見た光に、ヒーローって言われた人達には永遠にたどり着く事叶わない。ああなりたいと思った、叶わない。周りの人のように振る舞わないと、振る舞えない。努力すればきっと、その努力の何十倍の力を出せる。あの人達のようにあの人達のように、君達のように。他の道を歩めば良いだけ、誰かの為になる仕事。でもそちらが眩しい)
「……お前は間違ってねぇよ、きっとそれは、間違いなんかじゃねぇだろ。まぁ好きにしろよ、怒らせなきゃなんでもいいわ」(『転んだ人に手を差し伸べる方が、ヒーロー、だとおもうんです』間違いじゃない、だけど、他の道に進んだとしても誰かに手を差し伸べられるようになったとしても、この気持ちは消えないのだろう。"マンションの火災から人を救った""半カミサマから子供を助けた" "カミサマを人に戻した"その活躍は嫌でも耳にする、目に入る。その度に思うのだ、眩しいと。見ないようにしてもギラギラ輝いて目を眩ませてくる。今もそう、真っ正面からその言葉を投げかける貴女が、彼には憎たらしいくらい眩しい。自分自身どんな顔をしてるのかわからず、彼は貴女を肯定し顔を背けた) (6/11 00:47:25)
緋染 陽>
「…結局質問に答えてないじゃないですか。」(少女は不満げです。そりゃあそうです。だって貴方は少女のことを肯定しただけで、貴方の考えを少女は知りません。…それとも、まだ貴方が少女に言えるだけの勇気と、信用を得ていないからでしょうか?それもそうです。だって、ただのクラスメイトで。少女は貴方のことを覚えていたけれど、貴方は少女のことを覚えていなかったのですから。)「いいです。ジェットコースターが終わったら、たくさんたーくさん!答えてもらいますからね!!」(色んなこと。好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?好きな教科、苦手な教科。それから、オススメのサボりスポット。)(別に、少女は超優秀なわけでも、真面目なわけでもありません。いつもテストは平均か少し上くらい。運動はどちらかと言えばまぁ得意ではありますが、特別得意な競技があるわけでもありません。)「あと、」(─これは、多分、きっと。憶測、なのだけれど。)(ディスコードを使ってから、貴方がどこかよそよそしくなってしまったから。少女はそれが少しだけ寂しかったんです。)
「コレ、預かっててください。」(貴方の手に、大切な大切な、ディスコードを発現するために必要な時計を無理やりにでも握らせたことでしょう。そして、タイミングを見計らったようにジェットコースターに乗る番が来るのです。)(少女はキャストさんに2人です!と言ってとっとと乗りに行ってしまいます。貴方はきっと、多少なれど驚くことでしょうから、少女を止めることは出来ないはずです。)(少女はジェットコースターに座って、貴方を見ます。)「ほら、平山くん。はやく座らないと他のお客様も待ってますよ?」(その時計は、貴方の想いには答えてくれません。捨てるも捨てないも、貴方の自由です。所詮真似事です。貴方を虚しい気持ちにするだけかもしれません。悲しい気持ちにするだけかもしれない、怒らせるかもしれない。)(───それでも。)
(貴方に、持ってみてほしかったんです。仲良くなりたいのは事実です。仲良くなりたいならきっと、これ以上この話題には触れないで、それとなく遊ぶのが正解だと思いました。)(でも、それって本当に仲良くなれたって言えるんでしょうか?)(…それは、違う気がしたんです。)(何が正解か分からない。何が最善か分からない。貴方のことを何も知らないから、何が地雷かも分からない。何で喜んでくれるかも分からない。)(でも、少女は思いました。)(ディスコードが、貴方と仲良くなる為に邪魔になるのなら、今は要らない、と。)(だから、貴方に預けるのです。)(それをどうしてくれたって構いません。ジェットコースターに乗らず、投げつけて帰っても構いません。)(…でも、でもですよ。ほんの少しでも、ほんの少しだけでも、この気持ちが伝わってくれるのなら。)(─ソレを預かっていてください。そして、一緒に遊んでください。)>平山くん (6/11 01:05:37)
平山 平治>
「俺からは特に言うことはねーよ、お前が大体言ったろ。なぁ……質問とか面倒くせぇからやめろって」(答えてない、と言われても答えたとして意味のある言葉が出てくるとは思わなかった。頭が悪くても、お前が憎たらしいなんて言って良い気分にならないくらい理解できる。それに先程も話した通り、質問は面倒くさい。何を答えろというのだろう?学校の話?学校にはあまり行ってない。好きな食べ物とか些細なことを聞かれても肉とかくらいしか答えられないし……それを知ってどうなるわけでもないだろうに。知りたがりな貴女に呆れた目を向けていると、何かを差し出してきた。彼は無意識に、何も考えず首を傾げながら手を伸ばした)
「……おい、ちょっとまて、何とんでもないもん預けてんだッ!!何考えてんだテメェ!?」(じゃらりとした感触に訝しげな表情で手のひらを見る。そこには一個の腕時計、それがなんなのか理解に時間がかかる。そして理解すれば、怒りというよりは困惑の色が強い声を荒げて、そちらに顔を向き直す。すでに貴女はジェットコースターの傍、もうすでに乗る体制入っていた。馬鹿なのだろうか?これがないと困るのはそちらなのではないのか?自分の知る女性は皆自分を困らせる行動を起こす才能を持っているとでもいうのだろうか?思わず唸りながら無理矢理ポケットに突っ込む。壊れないだろうなと、ヒヤヒヤした思いで握り締めながら、急いで乗り込んだ。絶対こいつとは気が合わないし、さっさと乗って突き返して帰ってやろうと思いながら) (6/11 01:26:28)
緋染 陽>
─(ジェットコースターとは、スタートとゴールが基本的には一緒のものであり。それ即ち1周するまで終わらないものである。)「も、もう乗りませんん…!!」(少女はふらふらとした足取りでジェットコースターから降り、目を回していたことでしょう。実際に目は回っていないけれど、ちょっと少女にジェットコースターは早かったようです。)「はぁ。ジェットコースターが楽しいという人はきっと心臓が鋼で出来てます。少なくともわたしには耐えられそうにありません。あ、」(くるり。少女は貴方の方に振り向いて、それ、と貴方が先程ポケットに入れた時計を指さします。)「暫く預けておきます。返したかったらちゃんと授業に出てください。あと、わたしのこと知ってください。」(貴方は、今日少女に話しかけたことを後悔することでしょう。どう考えたって貴方と合わなくて、どこまでも真っ直ぐな少女は、ふふん、と得意げに語りだします。)「もちろん、今無理やり返してくれても構いませんよ?でもその場合は、サボってる時に探し出します。先生にチクります。たくさん人のいるところで平山くんの名前を叫びます。」(この短い間で、貴方の嫌がりそうなことはなんとなぁく分かりました。めんどくさいこと、目立つことが恐らく嫌い、もしくは苦手だと少女は検討をつけます。)「それが嫌なら!!」(ずいっ、と。)(少女は右手の小指を差し出しました。)「1週間のうち、どこかの…休憩時間でも、放課後でもいいです。どこかの時間で、わたしとお話してください。平山くんのことを教えてください。そして、同時にわたしのことを知ってください。…それで。」────「一緒に“ヒーロー”になりましょう?」(時計が貴方の手にある限り、少女はただの少女です。ディスコードの使えない、無力なヒーロー。少女が憧れたヒーローともかけ離れています。)(でもそれは、貴方も同じこと。つまりその時計が貴方の手にある限り、少女は一般人という括りになるわけです。)「先生には上手くいっておきますから。…ね?」>平山くん (6/11 01:44:56)
平山 平治>
「俺はお前のせいで別の意味でヒヤヒヤさせられたぞ畜生……はぁ?お前、マジで何言ってんの?」(ジェットコースターというよりは、一回転するところでこの腕時計が真っ逆さまに落ちないかとか、落とさないように握りしめる際に壊れないかとか。別方向のドキドキと冷や汗で物凄く心臓に悪かった。今日ここで死ぬのでは?と錯覚を起こすくらいには心臓がバクバク音を鳴らしていて、二度と体験したくない体験を味合わされた。はやくこれを突き返したい、なんなら走って逃げてベッドにダイブしたい。そう思っているのに、『暫く預けておきます』と。本気で理解できないという感情、本気でそれは勘弁してくれという感情が合わさり、きっと今の彼はもう二度見られないレベルのひどい顔をしているだろう)
「いや、あークソッ……話もする!授業にも出る!!お前がする質問にも答えるし知るために色々聞く!!!だからこいつは持ってろ、お前以外の迷惑にもなんだろ」(貴女の条件は、二つ"一緒にヒーローになる"それと"しばらく時計を預かる"。それをのぞいたら、全部彼はのむと答える。それだけ無視したのは意図的か無意識か、とにかくそれ以外については望み通りにする気はあるようだ。だから持っておけと時計を突き返す。これを持っていたところで自分は得しない、勿論貴女も得することはない。貴女がいなければ救えるものも救えなくなるだろう。仮に、そう仮に何か察して貴女が同情心を向けていてそれを預けるというのなら。彼はそれを何より許さないだろう) (6/11 02:12:46)
緋染 陽>
─(最初にひとつ、訂正するとするなるば、少女は決して同情で貴方に時計を預けようとした訳ではありません。“時計が邪魔”で、“貴方と友達になれない”と判断したから預けようとしました。)(けれども、貴方の言うことは最もです。自分だけならまだしも、自分以外にも迷惑がかかってしまう。これは少女も望むところではありません。)(貴方と時計、2度、3度…そして4度。繰り返し視線をさ迷わせて、ようやく、渋々と貴方から時計を受け取ることでしょう。)
「…わたしの能力は、相手を標準化することです。」(─それは徐に。突然に。少女は少しずつ語りだします。)「パワーアップした人たちを元に戻します。逆に、弱体化した人たちを標準くらいまで引き上げることが出来ます。」(すり、と時計の表面を少女は撫でるでしょう。そして、そのパチリとした瞳で貴方を見るのです。)「覚えておいてください。わたしが、わたしがもしもパニックになったり、慌てたりして、ちゃんと使えなかった時。…平山くんが、使えると判断した時。その時、わたしのディスコードの名前を呼んでくださいね。」(それはきっと、貴方が口にするには少しだけ恥ずかしい名前。それでも、少女は貴方のことを信じているのです。万が一、億が一かもしれないそんな状況が訪れた時。)(─きっと、貴方はこの名前を呼んでくれると、信じています。)(──────“トゥルー・ラブ”)>平山くん (6/11 02:24:27)
平山 平治>
「……強ぇじゃねえか、なんだよ急に」(彼は現場に居合わせたことは殆どない、しかしネットを見ることは多いので、事件のことに関してはある程度情報を持っている。一番危うかった触手を操るカミサマの時は、自分も避難していたためその強大さはわかるだろう。それらの力を少しでも削げる、逆に弱った仲間を助ける事もできる。一人で扱うには難しいが、仲間がいるなら途方もなく強い能力だ。……で、なぜそれをいきなり自分に話すのか。自慢したいのか?と煽ってやろうかと思ったが、そんな雰囲気ではない。ぱちりとした貴女の目とは対照的に、彼の目は細くなり不機嫌そうなのが見て取れるだろう)
「はぁ、なんでお前が俺にそこまで言うのか全然理解できねえけどよぉ、覚えていたらやってやる。覚えていたらだがな!……今日はもう帰ろうぜ」(貴女の気持ち、何も理解できない。仲良くしたいなら生徒に他にもいる、真っ当にヒーローやってるやつらと一緒にいればいい。自分みたいな半端者に構う理由も頼み込む理由も、脅しまがいの事をしてまで誘うのも。何にもわからないから、覚えていたらという最低限の条件をつけて頷くしかない。疲れたというのを隠そうともせず、出口に親指を向けた。侵蝕は始まっている、長居は危ないのは理解できるだろう。どうせ帰りも質問攻めするのだろうし、今日は帰らないかと話す) (6/11 02:44:37)
緋染 陽>
「ふふん、わかりませんか?」(まだまだですねぇ、と煽らんばかりの口調で少女は語り出す。)「いいですか?……わたし、多分現場に居合わせたらパニックになります。それこそ、ジェットコースターに乗った時みたいに。最初は意気込んで行くんですよ、やってやるぞ〜!って。…でもその後、動けなかったら、ただのお荷物じゃあないですか。」(それだったら、最初からいない方がいいんです。その方が楽だから。その方が、ヒーローたちにとっても有益だから。)「…でもそんな時に、自分を冷静にさせてくれる人がいたら…って考えたんです。そこで!平山くんに頼んだわけですね。」(まぁ全然、胸を張って言えることではないですけれど。)(ヒーローたるもの、覚悟は出来ていたはず。夢物語でないことも、もう子供でないから知っています。) 「…まっ、そうですね。覚えてたら、お願いします。」(少女は無理強いはしません。覚えるとか、約束だとか。そういうのが意外と大変なのはよぉく知っているからです。)「コンビニ寄って、好きなアイスについて語りながら帰るなら、帰ってあげないこともないです。」(わがままだと、めんどくさいやつだと思われても良いです。と言うかこれくらい図太くないとやっていけません。)「…帰りましょうか、平山くん。」>平山くん (6/11 02:57:52)